ソニー WF-1000XM5の後継機 「WF-1000XM6」はノイキャン性能25%増し

 ソニーは2月27日、完全ワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM6」を発売する。カラーはブラックとプラチナシルバーの2色。

WF-1000XM5の後継機が登場

著名アーティストに楽曲提供する4名が協力 接続安定性も強化

 新製品は「WF-1000XM5」の後継モデル。ノイズキャンセリング機能が向上しており、約25%のノイズ低減を実現するなど、各部が刷新されている。
 
WF-1000XM6

 音質面では、世界的に著名な音楽制作スタジオ「Sterling Sound」「Battery Studios」「Coast Mastering」のサウンドエンジニアと音質の調整を共同で実施。アリアナ・グランデや宇多田ヒカルの楽曲を手掛けたランディ・メリル、リアーナやBLACKPINKの楽曲を手掛けたクリス・ゲーリンジャー、ボブ・ディランやジェームス・ブラウンの楽曲を手掛けたマイク・ピアセンティーニ、アリシア・キーズの楽曲やスター・ウォーズのサウンドトラック(エピソード4、5、6)を手掛けたマイケル・ロマノフスキなど4名が携わったという。

 ドライバーユニットには、ドーム部とエッジ部で異なる素材を組み合わせた振動板を搭載。低音から高音まで広帯域に、高音域での不要な共振を軽減し、より滑らかな音楽再生を可能とした。「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3e」と32bitの信号処理に対応した「統合プロセッサーV2」を組み合わせ、高品質なアナログ変換も進化した。
 
高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3e

 「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3e」は、ノイズキャンセリング時にも効果を発揮。左右合計8個搭載されたマイクを正確に制御することで、ノイズを打ち消す逆位相の音を高精度に生成し、アクティブノイズキャンセリング性能も大幅に向上させる。外部の騒音や装着状況などの環境に合わせ、自動でノイズキャンセリングの特性を最適化する「アダプティブNCオプティマイザー」も搭載する。
 
耳形状のスキャンデータと
実測データに基づき設計された本体

 本体形状は、世界各地で採寸して得た耳形状のスキャンデータと実測データに基づき設計。耳の内側にフィットする曲線形状を採用し、安定した装着性を実現し、前機種から幅が約11%スリム化。耳の複雑な凹凸に干渉しにくくなった。新たに採用した通気構造により、自分の足音や咀嚼音などの体内ノイズも減らしている。

 そのほかの機能として、LE Audio接続やAuracastに対応し、対応スマートフォンから複数の受信機器へ同時配信が行える。GoogleのAIアシスタント「Gemini」連携にも対応し、Gemini対応のAndroidデバイスと組み合わせれば、スマートフォンを取り出さず音声での操作が可能だ。アプリでは10バンドイコライザーによる詳細な音質カスタマイズや、再生音を遠景化するBGMエフェクトも利用できる。

 また、マイク部には、複数マイクと骨伝導センサー、AIの組み合わせによるAIビームフォーミングノイズリダクションアルゴリズムを採用。前機種比約1.5倍の大きさのアンテナも採用することで、駅のホームなどの混雑した環境でも接続安定性を高めている。さらに、本体に使われるプラスチックの約25%が循環材、パッケージにもリサイクル紙のオリジナルマテリアルを使用するなど、環境にも配慮している。
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