JBLがゲーミングヘッドセットの新モデルを発表、快適な装着感と高い機能性でゲームに没入
JBLブランドを展開するハーマンインターナショナルは、1月26日にゲーミングヘッドセット「JBL Quantum」シリーズの新製品発表会を行った。
いずれも従来のQuantumシリーズからデザインが一新され、ユーザーのライフスタイルに調和するシンプルなビジュアルとなっている。
Quantum 950 WIRELESSは低遅延2.4GHzワイヤレスとBluetoothのデュアルコネクト接続に対応した、ハイブリッドノイズキャンセリング搭載の最上位モデル。ワイヤレス接続のほか、USB Type-C及び3.5mmの有線接続も可能だ。また、音量調節とバッテリーの充電が可能な2.4GHzワイヤレスドングル内蔵のベースステーションが付属する。
Quantum 650 WIRELESSは低遅延2.4GHzワイヤレスとBluetoothによる無線と、USB Type-Cの有線接続に対応したミドルレンジモデルで、Quantum 250は3.5mmミニジャック対応の有線接続のみ可能なエントリーモデルとなる。
新製品の「Quantum 950 WIRELESS」(右)、
「Quantum 650 WIRELESS」(中央)、「Quantum 250」(左)
ハーマンインターナショナル株式会社 マーケティング本部の
石原嘉範氏
石原氏によると、長時間の使用でも疲れにくい装着感がこだわりの一つとのこと。ヘッドバンドがメッシュ素材を用いたハンモック構造となっていることに加え、高密度でもっちりとした触感のメモリーフォームイヤーパッドを採用することで、頭部の締め付け感を軽減。一日中でも着けていられる快適な着け心地となっていると話した。
メッシュ素材のヘッドバンドやマグネット式イヤーパッドなどは着脱可能で、日々のメンテナンスが容易に行える。さらにパーツ単体を別途購入すれば、長期間の使用による汚れや傷みが気になる際の交換はもちろん、異なるカラーを組み合わせてカスタマイズすることも可能だ。
ヘッドバンド、イヤーパッド、パッド表面のカバーなどは交換ができ、
WIRELESSモデルではバッテリーも着脱式となっている
JBLブランドとして音質面にも当然ぬかりはない。全モデル共通でハイレゾ認証を取得しているほか、カーボンダンピングダイアフラムとネオジウムマグネットを搭載した50mm径ダイナミックドライバーを搭載。深みと迫力のある低音、クリアな高音域が特徴的でゲームの世界観を音でも表現する。また、マイクは前モデルの4mmから6mmへと大型化しており、従来よりもクリアな通話が行えるようになっているという。
Quantum 950 WIRELESSは、今回の新モデル発表に併せてUIを刷新した専用アプリ「JBL QuantumENGINE」と連携すると、聞こえてくる音の方向が顔の向きによって変わるヘッドトラッキング機能を利用することができる。独自技術である「JBL Quantum 空間サウンド」と組み合わせることで、ゲーム内の音像をさらに正確に再現することが可能だ。ハイブリッドノイズキャンセリング機能と併用すればゲームへの没入感はさらに高まるだろう。
「JBL QuantumENGINE」には国内外で
人気のゲームタイトルごとのイコライザーがプリセットされている
体験ブースで実際にQuantum 950 WIRELESSを装着してみた。イヤーパッドのもちもち感が想像以上で、頭を締め付けられるような感覚がなく、心地よい装着感だ。イヤーパッドは密度が高く、肉厚なためかそのままでも遮音性があり、ノイズキャンセリング非搭載のQuantum 650 WIRELESSやQuantum 250でも十分な遮音効果がありそうだ。
もちもちとして弾力のあるメモリーフォームイヤーパッド
FAV Gamingのsako選手(左)、もけ選手(右)
また、タレントのRaMuさんと倉持由香さんもゲストとして登場。本体のデザインや着用感について尋ねられたRaMuさんは「(ブラックのカラーは)どこにでも馴染むかっこよさ」、「耳がふかふかして気持ちいい。頭が痛くならなくて良い」と話した。倉持由香さんは「ホワイトにパープルの差し色が良い」と見た目の可愛さについて答え、「ノイズキャンセリング機能を調節することで、子どもの声にも気をつけつつ、ゲームにも没入できる」と一児の母ならではの視点でもコメントした。
新製品の装着感について答えるRaMuさん
パープルの差し色に言及する倉持由香さん
全国の家電量販店やネットショップなどの実売データを集計する「BCNランキング」によると、2025年のゲーミングヘッドセット市場は「Logicool G」ブランドを展開するロジクールが25.7%の販売台数シェアで首位を獲得。「INZONE」ブランドが好調なソニーと、老舗ゲーミングデバイスメーカーのRazerがそれぞれ2割前後のシェアで続いた。
ゲーミングヘッドセット メーカー別販売台数シェア
(2025年)
現状、ハーマンインターナショナルの同市場での立ち位置は上位から離れたところにいる。しかし、モデルを刷新し、初めて「JBL Quantum」シリーズ単体の新製品発表会を開催したことからも、同社のゲーミングヘッドセットへの熱量の高さがうかがえるだろう。新たな「JBL Quantum」が市場にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目だ。
■文:筧 采斗(かけい さいと)
従来のモデルからデザインを一新
発表されたのはワイヤレスモデル「Quantum 950 WIRELESS」と「Quantum 650 WIRELESS」、有線モデル「Quantum 250」の3製品。カラーはQuantum 950 WIRELESSがブラック、ほか2モデルはブラックとホワイトの2色展開だ。いずれも従来のQuantumシリーズからデザインが一新され、ユーザーのライフスタイルに調和するシンプルなビジュアルとなっている。
Quantum 950 WIRELESSは低遅延2.4GHzワイヤレスとBluetoothのデュアルコネクト接続に対応した、ハイブリッドノイズキャンセリング搭載の最上位モデル。ワイヤレス接続のほか、USB Type-C及び3.5mmの有線接続も可能だ。また、音量調節とバッテリーの充電が可能な2.4GHzワイヤレスドングル内蔵のベースステーションが付属する。
Quantum 650 WIRELESSは低遅延2.4GHzワイヤレスとBluetoothによる無線と、USB Type-Cの有線接続に対応したミドルレンジモデルで、Quantum 250は3.5mmミニジャック対応の有線接続のみ可能なエントリーモデルとなる。
「Quantum 650 WIRELESS」(中央)、「Quantum 250」(左)
装着感と機能性がパワーアップ
発表会ではハーマンインターナショナルの石原嘉範氏より、フラッグシップモデルであるQuantum 950 WIRELESSを筆頭にした新しい「JBL Quantum」シリーズの魅力が紹介された。
石原嘉範氏
石原氏によると、長時間の使用でも疲れにくい装着感がこだわりの一つとのこと。ヘッドバンドがメッシュ素材を用いたハンモック構造となっていることに加え、高密度でもっちりとした触感のメモリーフォームイヤーパッドを採用することで、頭部の締め付け感を軽減。一日中でも着けていられる快適な着け心地となっていると話した。
メッシュ素材のヘッドバンドやマグネット式イヤーパッドなどは着脱可能で、日々のメンテナンスが容易に行える。さらにパーツ単体を別途購入すれば、長期間の使用による汚れや傷みが気になる際の交換はもちろん、異なるカラーを組み合わせてカスタマイズすることも可能だ。
WIRELESSモデルではバッテリーも着脱式となっている
JBLブランドとして音質面にも当然ぬかりはない。全モデル共通でハイレゾ認証を取得しているほか、カーボンダンピングダイアフラムとネオジウムマグネットを搭載した50mm径ダイナミックドライバーを搭載。深みと迫力のある低音、クリアな高音域が特徴的でゲームの世界観を音でも表現する。また、マイクは前モデルの4mmから6mmへと大型化しており、従来よりもクリアな通話が行えるようになっているという。
Quantum 950 WIRELESSは、今回の新モデル発表に併せてUIを刷新した専用アプリ「JBL QuantumENGINE」と連携すると、聞こえてくる音の方向が顔の向きによって変わるヘッドトラッキング機能を利用することができる。独自技術である「JBL Quantum 空間サウンド」と組み合わせることで、ゲーム内の音像をさらに正確に再現することが可能だ。ハイブリッドノイズキャンセリング機能と併用すればゲームへの没入感はさらに高まるだろう。
人気のゲームタイトルごとのイコライザーがプリセットされている
体験ブースで実際にQuantum 950 WIRELESSを装着してみた。イヤーパッドのもちもち感が想像以上で、頭を締め付けられるような感覚がなく、心地よい装着感だ。イヤーパッドは密度が高く、肉厚なためかそのままでも遮音性があり、ノイズキャンセリング非搭載のQuantum 650 WIRELESSやQuantum 250でも十分な遮音効果がありそうだ。
プロゲーマーのsako選手、もけ選手、タレントのRaMuさん、倉持由香さんがゲストで登場
発表会ではJBLがオフィシャルスポンサーを務めるプロeスポーツチーム、FAV Gamingのsako選手ともけ選手がゲストとして登場した。JBL Quantumの使用感について、sako選手は「音の遅延は勝敗に影響する。遅延の少ないJBLのヘッドホンは武器になる」とコメント。また、もけ選手はこれまでヘッドホンの締め付け感が苦手だったとのことだが、「Quantum 950 WIRELESSは締め付け感がない。魔法ですね」と快適な装着感に驚いていた。
また、タレントのRaMuさんと倉持由香さんもゲストとして登場。本体のデザインや着用感について尋ねられたRaMuさんは「(ブラックのカラーは)どこにでも馴染むかっこよさ」、「耳がふかふかして気持ちいい。頭が痛くならなくて良い」と話した。倉持由香さんは「ホワイトにパープルの差し色が良い」と見た目の可愛さについて答え、「ノイズキャンセリング機能を調節することで、子どもの声にも気をつけつつ、ゲームにも没入できる」と一児の母ならではの視点でもコメントした。
全国の家電量販店やネットショップなどの実売データを集計する「BCNランキング」によると、2025年のゲーミングヘッドセット市場は「Logicool G」ブランドを展開するロジクールが25.7%の販売台数シェアで首位を獲得。「INZONE」ブランドが好調なソニーと、老舗ゲーミングデバイスメーカーのRazerがそれぞれ2割前後のシェアで続いた。
(2025年)
現状、ハーマンインターナショナルの同市場での立ち位置は上位から離れたところにいる。しかし、モデルを刷新し、初めて「JBL Quantum」シリーズ単体の新製品発表会を開催したことからも、同社のゲーミングヘッドセットへの熱量の高さがうかがえるだろう。新たな「JBL Quantum」が市場にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目だ。
■文:筧 采斗(かけい さいと)





