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従来よりもホコリが2倍見える! ダイソンの新しいクリーナーヘッドを搭載したコードレスクリーナー

新製品

2023/04/13 18:30

 ダイソンはコードレスクリーナーの新製品として、「Dyson V12 Detect Slim Absolute」と「Dyson Micro Plus」、「Dyson Micro HEPA Plus」の3モデルを発売した。

ホコリが従来機の2倍可視化できる新しいヘッドを搭載した新製品3モデル

グリーンのLEDライトで床のホコリが浮かび上がる

 ダイソンが実施した調査によると、掃除をしたきっかけが「ホコリや汚れに気づいたとき」とした回答率は72%で、ホコリや汚れを認識することが掃除につながっているといえよう。

 ホコリや汚れと言っても、その中には髪の毛や花粉からダニの死骸、カビ、ウイルスなどのさまざまな物質や粒子が含まれている。近年、住宅の気密化が進み、一度室内に侵入したホコリや汚れは外に出にくく、室内にたまりやすい環境にある。ウイルスは約2~3日間生存する場合もあることから、掃除の重要性は以前よりも増しているのだ。
 
左端は髪の断面で右端がウイルス。
ハウスダストの中には髪の断面よりはるかに小さな粒子レベルの物質も含まれている

 ハウスダストが可視化できれば、それだけ掃除は丁寧になる。ダイソンが開発したFluffy Opticクリーナーヘッドは、ヘッドの床に近い位置にLEDライトを実装。新製品の3モデルには、このFluffy Opticクリーナーヘッドが搭載されており、レーザー照射機能を搭載した従来のLaser Slim Fluffyクリーナーヘッドよりもゴミや汚れが2倍可視化できるという。
 
ヘッド右端からグリーンのライトを照射すると床のゴミが見えやすくなる
 
うっすらと見えるマーク(左)が、ライトを照らすとハッキリ浮かび上がる(右)
 
下が従来タイプで上が新しく搭載されたタイプの照射面積比較

ハウスダストを5段階で捕集し、HEPAフィルターで漏らさずキャッチ

 掃除の際の注意点は二つ。一つは排気によって床のゴミが巻き上がらないこと。もう一つは吸ったゴミをしっかりと掃除機内部に閉じ込めておくことだ。前者はコードレススティッククリーナーであれば実現が可能。後者は個々のモデルの性能によるところが大である。

 Dyson V12 Detect Slim Absoluteは、ゴミや微粒子などの大きさによって5段階で捕集。毎分最大12万5000回転のデジタルモーターと11個のサイクロンによる強力な吸引力はダイソンならでは。蛇腹状に折り畳まれたHEPAフィルターを搭載し、0.1μmまでの微粒子を99.9%捕集して外に逃さないのも大きな特徴だ。
 
クッションを叩くと微細な粒子を測定器が検知して数値が上昇(左)。
排気口近くに測定器を置いても数値は上昇せず、
捕集したハウスダストは外に漏れていない(右)

 同製品にはMotorbarクリーナーヘッドとコンビネーションノズル、周囲ノズル、毛絡みスクリューツール、ツールクリップ、専用充電ドックが付属する。

重さは約1.5kgとダイソン史上最軽量のMicro Plus

 新製品のDyson Micro PlusとDyson Micro HEPA Plusは、前述のFluffy Opticクリーナーヘッドを搭載したダイソン史上最軽量のコンパクトモデル。バッテリとパイプ、クリーナーヘッド装着時の質量は1.54kgと非常に軽く、床から高所まで掃除にかかる負荷が軽減される。

 Dyson Micro HEPA Plusは文字どおりHEPAフィルター搭載モデルで、フィルターによって濾過されたキレイな空気を排気する。
 
Dyson Micro(HEPA)Plusは軽量コンパクトでFluffy Opticクリーナーヘッドも搭載

 5段階の捕集設計はDyson V12 Detect Slim Absoluteと同様で、0.3μmの微粒子を99.99%閉じ込める。付属ツールはコンビネーション周囲ノズルと卓上ツール、専用充電ドックに加え、V12 Detect Slimに同梱されている毛絡み防止スクリューツールも追加されている。
 
新製品3モデルの主な特徴

 新しく開発されたFluffy Opticクリーナーヘッド搭載の新製品は、ハウスダストの可視化によって掃除のモチベーションやきっかけが自然と湧く製品に仕上がっているモデルだ。(BCN・風間理男)