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ペットオーナーに朗報! ダイソンが自動で毛絡みを解消するヘッド搭載のコードレスクリーナーを発売

新製品

2022/08/28 18:00

 ダイソンは、ブラシヘッドに絡まりやすいペットの毛絡みを自動で解消するMotorbarクリーナーヘッドを搭載した「Dyson V12 Detect Slimコードレスクリーナー」を8月24日に発売した。

ホコリやゴミとともに抜け落ちたペットの毛もパワフルに吸引

ペットの抜け落ちた毛にはバクテリアやハウスダストが付着

 一般社団法人ペットフード協会の調査によると、2021年の犬猫合わせた飼育数は1605万2000頭。犬の飼育数は2020年よりも減少したがコロナ禍以前の数年間よりも増加し、猫は2018年から増加基調にある。同協会ではこの増加について、コロナ禍の影響で癒やしや家族間のコミュニケーションを深める傾向がうかがえるとみている。

 ペットを飼うと、ニオイとともに気になるのが毛の抜け落ちだ。換毛期ともなれば、犬や猫が移動した先々で抜けた毛を見つけることができる。単に抜け毛ならまだしも、その毛には花粉やハウスダスト、微細物質などが付着していることもあるのだ。

 人の健康にとってペットの抜け毛対策は重要。だが、クリーナーで吸引すると毛がブラシに絡まり、頻繁にブラシの手入れが必要になる。

 Dyson V12 Detect Slimは、新開発のMotorbarクリーナーヘッドを搭載した。このヘッドは、らせん状のブラシに櫛を模したブレードを垂直に組み合わせたもの。ブラシに絡まりやすい毛を櫛でほぐすようにして流れを整え、スムーズに吸引されるという仕組みだ。
 
手前はらせん状のブラシで、奥に規則正しく並んだ櫛状のブレードがあり、
ここで絡まりやすい毛を仕分けて吸引する。

 ひとことで抜け落ちた毛といっても、犬、猫、人では太さや長さ、付着物がそれぞれ異なるが、Motorbarクリーナーヘッドはさまざまなタイプの毛に対応するように設定されている。
 
犬の毛は人間よりも太く(左)、猫の毛は人間よりも細い(右)。

 また、捕集したペットの毛についたフケや花粉、ホコリやダニの死骸などが再び漏れたりしないよう、ダストカップは密閉設計により0.3ミクロンの粒子を99.99%閉じ込める。微細な粒子を5段階で捕集することで、排出した空気は吸引した空気よりもきれいになっているという。

毛絡み防止スクリューツールも同梱し、掃除をする場所によって使い分け

 Dyson V12 Detect SlimにはMotorbarクリーナーヘッドとLaser Slim Fluffyの二つのクリーナーヘッドが同梱され、用途によって選べる。しかし、ペットは床の上だけで生活しているわけではなく、ソファやペットのベッド、車内にいることもある。

 これらの場所の掃除に役立つのが、付属品の毛絡み防止スクリューツール。円錐形のブラシバーにより、運転時は直径の長い方から短い方へ回転しながら毛が移動して吸い込まれる。幅が二つのクリーナーヘッドよりも短いので、前述のような場所でもサッと掃除ができる。
 
ブラシが円錐形の毛絡み防止スクリューツール(左)。
毛はブラシの回転に合わせて直径の短い方へ移動していく(右)
 
ヘッドの幅が短いので、狭い場所や凹凸のあるところの掃除も手軽にできる

 Dyson V12 Detect Slimは10万2300円で、掃除する床のタイプを自動で検知して最適な回転速度に調整するDigital Motorbarクリーナーヘッドを搭載したDyson V15 Detectは11万5500円。ペットの抜け落ちた毛の掃除に手を焼いているオーナーには注目の一品といえるだろう。