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快適な運転にオススメの“花粉対策”! 用意したいグッズ5選

経営戦略

2022/02/08 19:00

 運転中にくしゃみをしてしまい、ハンドル操作を誤る──。花粉症で避けたい事態の一つだ。安全運転を守るなら、対策は必須。薬では眠くなってしまう場合でも、道具を使えば症状を和らげることができる。さまざまな車内向け花粉対策グッズが販売されているため、それらをうまく利用して快適かつ安全なドライブを目指してほしい。

車内の花粉対策を徹底することで快適なドライブを楽しみたい

エアコンフィルター

 お手軽に花粉対策をするなら、花粉除去可能なエアコンフィルターの設置がおすすめだ。たとえばデンソーのエアコンフィルターは花粉を99%以上除去できるという。さらに、上位版のクリーンエアフィルタープレミアムならビタミンCを放出し、肌に潤いを与える効果があるとされている。抗ウイルス効果もあるといい、さまざまな健康効果が期待できるだろう。
 

空気清浄機

 空気清浄機といえば室内用の花粉対策グッズとして知られているが、車内向けの空気清浄機もある。ケンウッドのCAX-PH100は高性能フィルターで花粉をしっかり除去できる空気清浄機。ドリンクホルダーに設置できるサイズなので、車内にピッタリだ。バッテリーを内蔵しており、持ち運んでどこでも使用可能。自宅から移動中の車内、オフィスとさまざまな場所で活躍できる。
 
ケンウッドのCAX-PH100

粘着クリーナー

 車内に侵入した花粉を除去するのも重要だが、車内に侵入させない対策も重要だ。粘着クリーナーを設置し、車内に入る前に衣服などに付いた花粉を取り除くと良いだろう。また、シートなどに付着した花粉を定期的に取り除くのも効果的だ。ニトムズのコロコロミニ 洋服用なら衣服の生地を傷めずに花粉を取れる。コンパクトサイズなので車内に置きっぱなしにして置ける。
 
ニトムズのコロコロミニ 洋服用

ウェットシート

 粘着クリーナーでは掃除しにくい細かい場所はウェットシートで掃除すると良い。通常のティッシュなどで掃除すると逆に花粉を舞い上げる可能性があるため、濡れたウェットシートの使用がおすすめだ。除菌・抗菌効果があるウェットシートならさらに一石二鳥。エーザイのイータック抗菌化ウェットシートなら拭いてから1週間抗菌作用が持続するという。
 

花粉対策モード搭載の自動車

 車を買い換える機会に花粉対策モードが搭載された車を選ぶのも良いだろう。たとえばトヨタの花粉除去モード付フルオートエアコンは、体に付着した花粉を吹き飛ばすモードが付いたエアコン。日産にもインテリジェントエアコンシステムと呼ばれる花粉対策機能付きのエアコンがある。車の機能として花粉対策ができれば、よりスマートかつ効率的に花粉症の症状を抑えられそうだ。
 

 グッズだけでなく、社内でやっておきたい対策もあわせて確認しておきたい。

エアコンの設定は内気循環に

 車のエアコンは外気導入と内気循環の2つのモードに切り替えられる。前者は外気を取り入れるため、同時に花粉の侵入を許すことになる。花粉症対策の意味では内気循環でエアコンを使用すると良いだろう。もちろん窓は閉めたまま運転してほしい。花粉が飛散する季節は気候が良く、窓を開けてドライブしたくなるが、花粉症のためにぐっと我慢が必要だ。

乗り込む前に花粉を除去

 車のなかに花粉を入れないためには、衣服などに付いた花粉を乗り込む前に除去するのが効果的だ。先述の粘着式クリーナーの使用がおすすめだが、急いでいるときでも手で払い落とすことはしてほしい。また、そもそも衣服に花粉を付着させないため、表面がなめらかなポリエステルやレザーといった衣服を着用するのも良いだろう。

車内をまめに掃除する

 いくら気を付けていても車内に花粉は侵入する。だんだんと車内に花粉が溜まっていくため、まめに掃除するようにしてほしい。このとき、掃除機を使うと逆に花粉を舞い上げ、花粉症の症状を悪化させるかもしれない。粘着式クリーナーやウェットティッシュを利用し、花粉を吸着する形で除去するのがおすすめだ。

車内の花粉対策は安全運転のためにも重要

 花粉症の症状がひどくなると涙で視界が悪くなったり、くしゃみで注意がそれたりすることも考えられる。症状を抑える内服薬のなかには車の安全運転ができなくなるものもあり、やはり車内の花粉を減らすことで対策したい。花粉の季節は気持ちの良い気候の季節でもある。花粉対策を万全にして、快適かつ安全にドライブを楽しんでほしい。(ライター・ハウザー)