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最年少4歳プレスから見た「東京コミコン2022」 最高しかなかった好きなものだけに囲まれるイベントに家族で大満足!

レビュー

2023/01/16 19:10

4歳児も安心、子供や家族に優しい参加者たち

 参加者たちがとても優しかったのもお伝えしたいポイントだ。これから家族やソロで参加を考えている人には朗報だと言える。筆者も参加するまで少し不安だったが杞憂に終わった。
 
海外の方とも“好きなもの”という共通言語で話せる

 今回は娘がいる上に妻は妊婦、車椅子での参加だったので周りに負担をかけることもあっただろう。しかしみんな通路や席を譲ってくれたり、娘に声をかけてくれたりととても暖かい雰囲気だった。
 
初めてだがコスプレで参加してよかった。
着用して参加した方が同じ趣味の方と交流しやすい

 来場者を見ているとカップルや家族連れかな?と見受けられる方もちらほらいた。数人に声をかけたが、ご夫婦でスターウォーズのキャラクターに扮するMILEIAさん(@MileiaHan)とFALCONさん(@SoloFalcon)にも話を聞くことができた。夫婦で楽しまれているだけでも素敵なのに、お二人ともクオリティが非常に高い。憧れるイベントの楽しみ方だ。
 
ご夫婦で素晴らしいクオリティのコスプレで参加していたMILEIAさんとFALCONさん
 
突然の声がけにも関わらず丁寧に応対してくださった、ありがとうございました!

 コスプレも相まってか、スター・ウォーズ系の方々は特に積極的に交流してくださって初めての自分達にとってはありがたかった。初対面でも自分が着ているコスチュームやグッズで嗜好を伝えられるというのはこういったイベントならではだろう。

デロリアンが見られただけでも来た甲斐があった

 会場にはバックトゥザフューチャーのデロリアンをはじめ、多くの映画で使われた品々が並ぶ。普段まとめて見られる機会はほとんどないので、これらがあるだけでもチケット分の価値はあるだろう。
 
実物のデロリアンが見られるだけで興奮
 
例の心臓部もバッチリ見られた
 
他にもジョーカーの衣装やダースモールのライトセイバーもあった

 会場には他にもそこでしか買えないコラボ商品などが数多く販売されている。価格もさまざまで、千円台から数万円するレアものまで売られている。自分のお財布事情にあった楽しみ方ができるし、場合によっては一期一会に散財する、なんて楽しみ方もあるかもしれない。
 
素晴らしい品質の商品も一堂に会する
 
普段触れないジャンルのものに出会える楽しさもある

 技術系の出店もコミックやSFに寄っていて面白い。実際に変形してロボットになる車などを展示している企業、会場と連動してコインを集めて缶バッジやオリジナルシールと交換できるメタバースゲームなど最新テックも体感できる。
 
変形する巨大ロボには驚き
 
メタバースを活用したゲームなど最新の技術も体験できた

 全部一度にやろうとすると1日では足りないが、3日間を目的別に使えばさらに深掘りした楽しみ方ができそうだ。

目玉はやはりセレブとの交流

 そしてマーベルやDC、スター・ウォーズ好きにとってたまらないのはセレブとの交流だろう。セレブチケットと呼ばれるチケットを購入すると3日間のうち指定された時間枠でハリウッド俳優・女優と2ショットが撮れたり、私物にサインをもらえたりする。

 チケットは数万円とそこそこ高額だが、普通に暮らしていたらセレブに会えることすらないと思うので、チケット購入で会えることが確定するのはうれしい。Twitterを見てみると、ダースベイダーのマスクにヘイデン・クリステンセンからサインをもらった!という人もいた。自宅にそのキャラクターを演じた俳優のサイン入りグッズとそれを持って写っている写真が飾れると思えばチケット代のなんと安いことか。

 筆者は取材だったので今回セレブとの交流は最初から考えていなかったがとても後悔した。次回大阪コミコン2023(5月5日~7日で開催)から参加したくなっている人は誰が来日するのかチェックして確実にチケットをゲットしよう。

4歳児大興奮のコミコンは下手な遊園地よりいい!

 今回の趣旨は4歳の娘がどのようにコミコンを楽しむか、楽しめるのか?を伝えること。それでいうと娘は遊園地に連れて行くよりも楽しんでいた。
 
家族みんなで楽しまれている方も見かけた

 というのも、大体どこへ連れて行っても2、3時間で寝たり途中で飽きたりするのだが、コミコンでは朝5時出発にも関わらず途中30分ほどの昼寝を除いて終始楽しんでいたのだ。
 
その場にいるだけで楽しめるのが娘の雰囲気で伝わった

 もちろんうちの娘が早々とマーベルにハマったのが大きいが、これはどの家族でも起きうることだ。そしてこれらの作品なら子供が成長しても長く共通の話題として活用できる。ヒーロー戦隊ではこうはいかないだろう。(筆者はヒーロー戦隊も大好きなので悪しからず)
 
多くの方のこだわりがつまった会場には再び行きたくなった

 前述した通り、実際参加してみるとコミコンには夫婦で、また家族でコスプレをして参加している方も多くいる。雰囲気も温かいので「興味はあるけどいったことはない」という読者はぜひ大阪コミコン2023を覗きに行ってみてはいかがだろうか。
 
次回はゴールデンウィーク、大阪にて。楽しみだ

 うちはコスプレも初めて、妻もそんなことはしたことがなかったのに一家でハマってしまった。良い取材の機会をいただけたことに感謝し、次回はさらに踏み込んだ取材ができればと楽しみにしている。(ROSETTA・木村ヒデノリ)


■Profile

木村ヒデノリ 
ROSETTA株式会社CEO/Tech Director、スマートホームブランドbentoを展開。

普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。

【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)

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