富士フイルムから小型軽量ミラーレス「FUJIFILM X-S10」、4K動画撮影にも対応

 富士フイルムは、独自の色再現技術による優れた画質と小型軽量を実現する「Xシリーズ」の最新モデルとして、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-S10」を11月19日に発売する。価格はオープン。

富士フイルムのミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-S10」

 X-S10は465gの小型軽量ボディに5軸・最大6.0段の手ブレ補正機能を備えるミラーレスデジタルカメラ。「Xシリーズ」のフラッグシップモデル「FUJIFILM X-T4」で採用している裏面照射型2610万画素「X-Trans CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載し、最短約0.02秒の高速・高精度AFが可能。ホールド性に優れた大型グリップや、「バリアングル構造」を採用した背面の液晶モニタなどにより優れた操作性を実現しており、快適に撮影を楽しむことができる。

 また、撮影シーンに応じて最適な設定を自動で選択する「AUTO/SP(シーンポジション)」モードをさらに進化させているため、美しい写真を簡単に撮影できる。このほか、色調豊かで滑らかな4K/30P動画やフルHD/240Pのハイスピード動画を撮影できるなど、高い動画撮影性能も備えている。同社は今後も、APS-Cサイズセンサー搭載のXシリーズと、10月15日発表の「フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS WR」を加えた豊富なレンズラインアップで、写真の素晴らしさや写真を撮る悦びを提供していく考えだ。