レノボがゲーミングノートPC5機種を発売、幅広いユーザー層に対応

 レノボ・ジャパンは、ゲーミングノートPCの新製品として、「Lenovo IdeaPad Gaming 350i」「Lenovo Legion 750i」「Lenovo Legion 550」シリーズを5月29日から順次発売している。

Lenovo IdeaPad Gaming 350i

 いずれの機種も、OSがWindows 10 Home 64bitで、マイクロソフトが提供する、100本以上のゲームを定額料金でプレー可能な「Xbox Game Pass for PC(Beta)」を、1カ月間無料で利用できる権利が付属している。

 Lenovo IdeaPad Gaming 350iは、15.6インチのエントリー向けゲーミングノートPC。最新の人気ゲームを十分に楽しめるパフォーマンスを備え、2基の大型ファンで内部の効率的な冷却を可能にした。リフレッシュレート120Hzのディスプレイは、3サイドナローベゼルを採用し、コンパクトな本体を実現。「M110ゲーミングマウス」が付属する。

 CPUがインテルCore i7-10750HまたはインテルCore i5-10300H、15.6インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1650TiまたはNVIDIA GeForce GTX 1060、メモリが16GBまたは8GB、256GBのM.2 SSDと1TBのHDDを搭載し、インターフェースがUSB 3.1 Gen1 Type-C×1基、USB 3.1 Gen1×2基、HDMI出力、有線LANポートなどを備える。

 バッテリ駆動時間は最大約8.8時間。サイズが幅359.0×高さ24.9×奥行き249.6mmで、重さが約2.2kg。5月29日から順次発売で、税別の実勢価格は11万6000円から。
 
Lenovo Legion 750i

 Lenovo Legion 750iは、「Legion」ブランドのフラッグシップモデルで、ゲームの世界観を余すことなく堪能できるパフォーマンスを実現している。

 レノボが独自開発した液晶ポリマーファン、ベイパーチャンバーテクノロジーによって冷却性能を大幅に向上したほか、「Legion TrueStrikeキーボード」で専用設計のソフトランディングスイッチを採用し、快適なキータッチで高度なゲームプレーを可能にした。

 キーボードをはじめ、ロゴ、本体のエッジ部分、背面の通気口が、CorsairのiCUEに準拠したRGBライティングで光る。

 CPUにインテルCore i7-10750H、15.6インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、グラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 2080 SuperまたはNVIDIA GeForce RTX 2070 SuperまたはNVIDIA GeForce RTX 2060、メモリに32GBまたは16GB、1TBのM.2 SSDを搭載し、インターフェースがUSB 3.1 Gen1 Type-C×2基、USB 3.1 Gen1×2基、USB 3.1 Gen1×1基、HDMI出力、有線LANポートなどを備える。

 バッテリ駆動時間は最大約8.5時間。サイズが幅359.3×高さ19.9×奥行き259.0mmで、重さが約2.25kg。6月5日からLenovoオンラインストアで順次発売で、税別の実勢価格は22万77000円からの見込み。
 
(左から)Lenovo Legion 550i、Lenovo Legion 550、Lenovo Legion 550Pi

 Lenovo Legion 550シリーズは、第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載する「Lenovo Legion 550i」、AMD Ryzenプロセッサーを搭載する「Lenovo Legion 550」、他の機種と異なるロゴデザインを採用したウェブ販売限定の「Lenovo Legion 550Pi」を用意する。

 Lenovo Legion 550iは、17.3インチモデルと15.6インチモデルを選択でき、快適にゲームを楽しめるLegion TrueStrikeキーボードを備えている。CPUにインテルCore i7-10750H、グラフィックスがNVIDIA GeForce RTX 2060またはNVIDIA GeForce GTX 1650Ti、メモリ16GBを搭載する。バッテリ駆動時間は最大約8.5時間。

 17.3インチモデルは、17.3インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、1TBのM.2 SSDを搭載し、インターフェースがUSB 3.1 Gen1 Type-C×2基、USB 3.1 Gen1×4基、HDMI出力、有線LANポート、4in1メディアカードリーダーなどを備える。サイズが幅398.6×高さ24.3×奥行き290.0mmで、重さが約2.98kg。

 15.6インチモデルは、15.6インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、1TBまたは512GBのM.2 SSDを搭載し、インターフェースがUSB 3.1 Gen1 Type-C×2基、USB 3.1 Gen1×4基、HDMI出力、有線LANポートなどを備える。サイズが幅363.1×高さ23.6×奥行き259.6mmで、重さが約2.3kg。5月29日から順次発売で、税別の実勢価格は16万3000円から。

 Lenovo Legion 550は、CPUにAMD Ryzen R5-4600H、15.6インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、グラフィクスにNVIDIA GeForce GTX 1650Ti、メモリ16GB、512GBのM.2 SSDを搭載し、インターフェースにUSB 3.1 Gen1 Type-C×2基、USB 3.1 Gen1×4基、HDMI出力、有線LANポートなどを備える。

 バッテリ駆動時間は最大約12.7時間。サイズが幅363.1×高さ23.6×奥行き259.6mmで、重さが約2.3kg。7月17日から順次発売で、税別の実勢価格は13万円からの見込み。

 Lenovo Legion 550Piは、CPUにインテルCore i7-10750H、15.6インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、グラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 2060またはNVIDIA GeForce GTX 1660Ti、メモリ16GB、1TBまたは512GBのM.2 SSDを搭載し、インターフェースがUSB 3.1 Gen1 Type-C×2基、USB 3.1 Gen1×4基、HDMI出力、有線LANポートなどを備える。

 バッテリ駆動時間は最大約11.8時間。サイズが幅363.1×高さ23.6×奥行き259.6mmで、重さが約2.3kg。5月29日からLenovoオンラインストアにて順次発売で、税別の実勢価格は10万2000円からとなっている。