ドイツ・ケルンで開催予定だった世界最大の写真・映像の見本市「フォトキナ2020」の中止が決まった。主催側は2021年も開催しないとしており、次回の開催は早くても2022年5月になる。

製品について担当者に熱心に尋ねる来場者(フォトキナ2018・ソニーブース)​​​​

 ケルンメッセは日本時間の3月19日、5月27日~30日にドイツ・ケルンで開催を予定していたフォトキナ2020を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染症流行の影響で、ケルンメッセが6月末までのすべてのイベント開催中止を決定したため。ケルンメッセは併せて、次のフォトキナ開催は2022年5月以降とすることも発表した。イメージング市場が大きく縮小している点を考慮し、2021年の開催は出展者の負担が大きすぎると判断。2022年開催での仕切り直しを目指す。
 
初日10時のオープニングで続々と流れ込むフォトキナの来場者(フォトキナ2018)

 フォトキナが最後に開催されたのは18年9月。19年以降は開催を5月に変更したうえ、毎年開催すると発表していた。しかし、日本で開催する見本市CP+が2月であることから開催間隔が短いなどの理由で出展の見合わせが相次ぎ、19年5月に予定していたフォトキナは中止された。今年のフォトキナもすでに、ニコン、オリンパスが出展しないことを決めていた。おひざ元ドイツのライカも出展しないことを決めており、規模の縮小が見込まれていた。今回で2回連続の中止。次回が2022年とすれば、4年に1回とオリンピック並みの開催ペースになる。(BCN・道越一郎)