アイリスオーヤマ、4K対応液晶テレビに2モデル追加、本格参入は“お預け”

新製品

2019/09/26 17:30

 アイリスオーヤマは、4K対応液晶テレビ「LUCAシリーズ」に「ベゼルレスモデル」4機種と「フロントスピーカーモデル」3機種、あわせて7機種を家電量販店やホームセンターを中心として10月10日に発売する。LUCAシリーズは、18年11月からテスト販売している液晶テレビで、今回の発売もテスト販売という位置づけ。アイリスオーヤマならではの「なるほど機能」を搭載したテレビを12月に発売する予定で、その製品の発売までテレビの本格参入は“お預け”となる。

4K対応液晶テレビ「LUCAシリーズ」に2モデル7機種を追加

 新製品2モデルのいずれも4Kチューナーは搭載していないので、4K画質のテレビ番組を楽しむには別途外付け4Kチューナーを購入する必要がある。

 ベゼルレスモデル(65型/55型/50型/43型)は、フレーム幅を従来よりも狭くしてさまざまな部屋のレイアウトに調和するデザインにした。独自の映像チューニング技術によって自然の色彩と美しさを引き出しつつ、過度な鮮やかさを抑えて目に優しい映像を表現する。

 パネルは、直下型LEDバックライトの広視野角液晶を採用。幅広い角度から自然で美しい映像を楽しめる。広範囲な明るさを表現できるHDRにも対応する。応答速度は9ms。

 チューナーは、地上デジタルとBS・110度CSデジタルのぞれぞれ2基を搭載し、外付けHDDを接続すれば番組を視聴しながら裏番組を録画できる。なお、外付けHDDは2台の接続が可能だが、2番組同時録画に対応していない。

 税別の参考価格は、LT-65B625Kが15万8000円、LT-55B625Kが10万8000円、LT-50B625Kが9万9800円、LT-43B625Kが7万9800円の見込み。
 
「ベゼルレスモデル」で65型のLT-65B625K

 フロントスピーカーモデル(55型/49型/43型)は、音質を重視して画面下にスピーカーをレイアウト。スピーカーからの音が反響せずダイレクトに体感できるため、従来、難しかった重低音の再現やクリアで迫力あるサウンドが楽しめる。
 
「フロントスピーカーモデル」は重低音でクリアなサウンドがダイレクトで楽しめる

 高視野角液晶パネルではないが、内蔵チューナーや独自チューニング技術、外付けHDDがベゼルレスモデルと同じ。応答速度は、55型のみ6.5msで、それ以外が9ms。

 税別の参考価格は55UB20Kが10万8000円、49UB20Kは9万9800円、43UB20Kは7万9800円の見込み。