NECパーソナルコンピュータは、コンシューマ向けの本格的なPC「PC-8001」が1979年に登場してから40周年を迎えるに当たって記念記者会見を開催した。記念モデルとして、PC-8001のイメージを継承した特別カラーの13.3型モバイルノートPC「LAVIE Pro Mobile PM750/NAA」を8月8日から発売。また、店頭やウェブで実施するキャンペーンの景品として、PC-8001のデザインを細部まで再現し、70年代のレトロゲームが楽しめるミニチュア「PasocomMini PC-8001」を提供する。

1979年9月に登場したNECのPC-8001

 8ビットPCのPC-8001は、マイコンボードの組み立てが必要なく、メーカーが完成品として出荷した本格的なPCとなる。基本ソフトは、社員十数人の当時まだベンチャーだったマイクロソフト製のN-BASICをROMで搭載。カラー表示やカナ文字が打てたことと、価格が16万8000円と当時として手頃だったこともあり個人だけでなく、ビジネス用途でも広く使われた。

 同社のデビット・ベネット社長は、「79年は、自動車電話のサービス開始、ソニーのウォークマンの発売、インベーダゲームの大流行、機動戦士ガンダムが放送開始など、数多くのテクノロジーが生まれた。まだ個人がコンピュータを所有する概念すらなかったときにPC-8001が誕生し、その後のPCの歴史を切り拓いていった」と、NECのPCを語る上で外すことのできないモデルであることを強調した。
 
NECパーソナルコンピュータのデビット・ベネット社長

 LAVIE Pro Mobile PM750/NAAは、特別カラーのほか、PC 40th Anniversary Editionの印字や液晶ディスプレイ下のNECロゴやPC起動時に現れるNECロゴに、79年当時の旧NECロゴをあしらった。また、PC-8001の銘板をイメージしたステッカーを同梱する。
 
40周年記念モデルの13.3型モバイルノートPC「LAVIE Pro Mobile PM750/NAA」
 
液晶ディスプレイ下の旧NECロゴ
 
PC-8001の銘板をイメージしたステッカー

 ほかのスペックや価格は、夏モデルのPM750/NAと同じで、LAVIE Pro Mobileのラインアップにカラーが追加される形。

 PasocomMini PC-8001は、ハル研究所が開発した幅109.5×奥行き67×高さ21mmの手のひらの収まるサイズのミニチュアコンピュータで、色や形状などPC-8001を忠実に再現。実際のBASICが実行可能な回路を搭載し、USBでキーボード、HDMIでモニターと接続して使う。梱包箱もリアルに再現している。
 
PC-8001を忠実に再現したミニチュアのPasocomMini PC-8001

 レトロゲーム16本が入ったSDカードを同梱。タイトルは、「SPACE MOUSE」「LUNAR CITY SOS!」「SNAKE WORLD」「ASTEROID BELT」「CHECK P」「PC-ジャン!」「PARACHUTE」「SUB-MARINE」「SPACE SHIP」「ROCKET BOMB」「MARINE BELT」「平安京エイリアン」「JUPITER LANDER」「モールアタック」「オリオン 80」「走れ!スカイライン」。今後は、ダウンロードでタイトルを追加していく予定であることも発表した。
 
平安京エイリアンなど70年代のレトロゲームが楽しめる

 PC-8001の40周年を記念したキャンペーンは、8月6日から11月4日まで実施する。店頭キャンペーンではLAVIEブランドの購入者2000人に抽選でPasocomMini PC-8001をプレゼントするほか、LAVIE Pro Mobileシリーズならその場で1万円を値引きする。

 ウェブキャンペーンでは、500台限定モデルの「PC 40th Anniversary Edition Premium Packege」として、シリアルナンバーを入れたLAVIE Pro Mobile PM750/NAAにPasocomMini PC-8001を同梱。5年安心保障などの特典もつけて税抜19万9800円から販売する。