個人情報の流出を検知・通知する「ノートン ダークウェブ モニタリング」

 シマンテックは7月11日、セキュリティソフト「ノートンLifeLock」から、流出してしまった個人情報への検知・通知サービス「ノートン ダークウェブ モニタリング Powered by LifeLock」を発売した。価格はオープンで、税別の実勢価格は「1年1台版」が2780円前後、「2年1台版」が5560円前後、「3年1台版」が8340円前後。

インターネット上の個人情報の流出を検知して知らせる「ノートン ダークウェブ モニタリング
Powered by LifeLock」のポータルサイトと、個人情報の流出を知らせるメールの例

 主要なセキュリティ企業で個人向け製品として日本で初めて投入する「ノートン ダークウェブ モニタリング Powered by LifeLock」は、ユーザーが登録した個人情報が「ダークウェブ」と呼ばれる、通常の検索エンジンやブラウザでは見つけることができず、閲覧することができないウェブサイトに流出していないか検知し、通知する。
 
ダークウェブをモニタリングして通知する

 監視可能な個人情報は、メールアドレスが最大5件、クレジットカード番号が最大10件、住所情報が最大5件、電話番号が最大5件、保険証番号が最大5件、銀行口座番号が最大10件、運転免許証番号が1件。

 ダークウェブ上では、アカウントに侵入して盗まれた個人情報が売買されることが多く、「ノートン ダークウェブ モニタリング Powered by LifeLock」はダークウェブや非公開フォーラムをパトロールして、ユーザーの個人情報の売買や取引が行われている証拠を収集し、ユーザーの個人情報であると考えられる情報が売買されている可能性がある場合、アプリやメールを通じて通知を送信し、個人情報を保護するための対策についてアドバイスを行う。
 

 発売を記念して、キャンペーンサイトでチェックツールを使って個人情報(入力したメールアドレス)が流出していないかを診断し、「@NortonJapan」をフォローして診断結果をツイートすると、抽選で20名に3000円分の「Amazonギフト券」をプレゼントする「5秒で『個人情報』流出チェック! キャンペーン」を7月11日から8月11日まで実施する。