パナソニックは10月30日、「生活すればするほどくらしが進化する」というソフトウェア主導型の新しい定義をもとに、住まい関連のカテゴリを横断するくらしの統合プラットフォーム「HomeX」を本格展開すると発表した。

常にアップデートしていく「HomeX」

 これまで家電や住宅設備ごとに組み込んでいた価値を単一ハードウェアから分離し、プラットフォームとして統合する。さらに、これまで培ってきた消費者とのタッチポイントを生かし、サービスエコシステムと連動しながら、適切なタイミングで提案していく。

 第1弾として、パナソニック ホームズは、「HomeX」を搭載したZEH仕様の都市型IoT住宅「カサート アーバン」を11月3日に発売。パナソニック ホームズの住宅展示場やショウルームでは、無線LANや各種センサーを搭載したタッチスクリーン型ディスプレイ「HomeX Display」を展示し、「HomeX」の世界観をアピールする。
 
「HomeX Display」を通じて、家中の照明やシャッター、ドアホン、
空気清浄機などを遠隔操作したり、天気予報や電気使用量などを確認したりできる
 

家そのものをもう一人の「家」族として―Back to Humanity

 くらしの統合プラットフォーム「HomeX」では、家そのものをもう1人の「家」族ととらえ、家そのものが考え、生活シーンやくらし全体を踏まえて居住者に提案する。また、購入・設置した時点から変わらない従来とは異なり、スマートフォンのように「アップデートされるくらし」をコンセプトに掲げ、インターネット/ソフトウェア技術と連動・融合し、家電・住宅設備、住空間全体の価値をアップデートしていく。
 
パナソニックが手がける家電・住宅設備(タッチポイント)
 
デザインシンキングのプロセスサイクル

 この「HomeX」はオープンプラットフォームとなり、「HomeX Display」で利用可能なサービスは2019年春から順次提供していく。同年夏には、「鍵のかけ忘れ防止」や「睡眠ガイド」といった、クラウドサービスと連携した各種通知サービス、おすすめアラートも開始する予定。