タイガー魔法瓶、本物土鍋の3.5合炊き高級炊飯器「JPJ-A060」など

新製品

2018/08/07 13:00

 タイガー魔法瓶は、IH炊飯ジャーの新製品として、内なべに本物の土鍋を採用し、土鍋ごはんのおいしさを追求した3.5合炊きの「JPJ-A060」と、「甘酒」専用メニューなど、調理メニューも充実した3合炊きの「JPF-A550」を8月21日に発売する。価格はともにオープン。

小容量高級モデルのJPJ-A060

 「JPJ-A060」は、内なべに三重県四日市市の伝統工芸品「四日市萬古焼」を採用した土鍋圧力IH炊飯ジャー。金属釜では再現できない蓄熱性と高火力で炊飯し、土素材の持つ遠赤効果を生かしてお米1粒ひと粒をむらなくふっくら炊き上げる。

 本体内部の底部には、鍋の熱をしっかりと受けとめて蓄熱し、高火力で甘みと香りを引き出す「遠赤大土かまど」を採用。このほか、ねばりを引き出す「可変W圧力炊き」、炊きあがりの「ねばり加減」を3段階から選べる「米チューニング」、聞き取りやすい音声ガイダンス機能などを搭載。炊飯メニューには、健康効果が大きいと注目が集まる麦めしがおいしく炊ける2種類の「麦めし」メニューに加え、新たに、もち麦や押麦を簡単においしくゆであげる「ゆで麦」メニューを採用した。カラーはシルキーブラック。税別の実勢価格は10万円前後の見込み。

 「JPF-A550」は、忙しい単身世帯の女性をターゲットにしたIH炊飯ジャー。鍋素材をコーティングした内なべを使用し、土素材の遠赤効果によってふっくらと粘りのあるごはんを炊き上げる。
 
JPF-A550

 単身者からのニーズの高い、冷凍用ごはんがおいしく炊けるプログラムを採用。同社では初めてつ冷凍用ごはんメニューを採用した。さらに、メイン料理からスープや煮魚、焼き物など本格的な料理を15分で1品作れる時短調理メニューや、甘酒メニュー、麦めしメニューを用意する。
 
さまざまな調理メニューを搭載

 近年、健康飲料として注目が集まる甘酒は、炊きたてのごはんに水と米麹(乾燥)を加え、「甘酒メニュー」ボタンを選んで加熱時間6時間と設定すると、温度を約60度に保ち、ほったらかしで簡単に作れる。カラーは、サテンホワイト、サテンブラックの2色。税別の実勢価格は2万8000円前後の見込み。