機能だけでなくデザインにもこだわった新しいルームエアコン「risora」

新製品

2017/10/06 15:00

 ダイキン工業は、デザイン性と機能性にこだわった新しい壁掛形ルームエアコン「risora(リソラ)」を2018年3月30日に、ルームエアコン「うるさら7(セブン)(Rシリーズ)」を11月1日に発売する。価格はどちらもオープン。


risora

 「risora」は、新開発の多連結ソウエッジクロスフローファンによって、ファンから発生する異音を抑え、コンパクトな室内機ながら従来と変わらない静音性を保ち、熱交換器と送風ファンを極限まで接近させ、業界最薄の奥行き185mmを実現した。

 前面パネルは、5層の表面加飾を重ね合わせる加工で、木目、織目、ツヤなど、さまざまな深みのある質感をもたせた。カラーは全7色で、大手家電量販店・住宅設備向けは、ラインホワイト、グレイッシュブラウンメタリックの2色、住宅設備向けのカラーは、ファブリックホワイト、ブラックウッド、ツイルゴールドソライロ、フォレストグリーンの4色。

 独自の気流制御、冷房除湿など、エアコンとしての基本性能、空気の心地よさも追求した。ラインアップは容量2.2kW~7.1kWの8機種で、税別の実勢価格は13万円前後~28万円前後の見込み(工事費を除く)。

 「うるさら7(Rシリーズ)」は、コアンダ効果を利用した新気流制御と、外気温度と室温の温度差を圧縮機の負荷を判断する基準に追加した新圧縮制御を組み合わせた「ヒートブースト」制御によって、設定温度に到達する時間を従来機種と比較して20%短縮した。
 

うるさら7(Rシリーズ)

 外気温が0度以下の場合は、室内機内に存在する気体冷媒を室外機に持って行くことで、圧縮機が一度に圧縮可能な冷媒量を増やし、ただちに暖かい風を感じられる「低温ブースト」制御も備え、快適な湿度への到達時間を従来と比べて40%短縮した。ラインアップは、6畳~29畳に対応した計11機種。税別の実勢価格は23万円前後~42万円前後の見込み(工事費を除く)。