nuroモバイル、1日あたり5時間まで使い放題の「5時間プラン」追加

新製品

2017/02/02 13:33

 ソニーネットワークコミュニケーションズは、2016年10月に開始したLTE通信サービス「nuroモバイル」に、「5分かけ放題」「5時間プラン」「パケットギフト」の3つの新機能を追加し、サービス内容を強化した。


コンセプトはシンプル&自由

 「nuroモバイル」は、2GBから10GBまで1GB刻みでプランを選ぶことができ、1GB増えるごとに200円を追加するというわかりやすい料金設定が特徴。毎月、容量を変更することも可能で、無駄なく利用できる。

 税別の月額料金は、データSIMが700円から、SMS+データSIMが850円から、音声通話SIMは1400円から。現在の販売店舗は、公式サイト、オンラインショップのソニーストア、Amazon.co.jpと、家電量販店上新電機ビックカメラヤマダ電機ヨドバシカメラの実店舗の一部。

 今回、月額800円で、5分以内の国内通話が無料となる音声定額オプション「nuroモバイルでんわ5分かけ放題」を追加。音声定額オプションの付け外しは無料だ。
 

「nuroモバイルでんわ5分かけ放題」の特徴

 さらに、音声定額オプションなしでも、nuroモバイルの音声SIM利用者ならば、固定電話などへの発信時に「0037-692」を付けて発信すると、通常は30秒あたり20円の通話料が10円引きの10円となる。国際通話も32か国一律30秒あたり10円の割引通話が適用される。発信時に自動的に「0037-692」を付加するスマートフォン向けアプリ「nuroモバイルでんわアプリ」も新たに提供を開始した。
 

「0037-692」を付加すると、通話料金が半額になる

 従来の容量ではなく、時間帯で通信速度が変わり、1日あたり計5時間まで下り375Mbps/上り50Mbpsの高速通信が使い放題できる新プラン「5時間プラン」を追加した。高速通信時間終了後の通信速度は下り/上りとも200Kbps。税別の月額料金は、データSIMの場合で2500円。システム側で高速通信を必要とする通信量を自動検知。高速通信時間の消費が無駄なく抑えられるという。利用者による設定は必要なく、必要な時だけ高速通信が利用できる。
 

基準はデータ容量という定額データ通信の常識を覆す「時間プラン」

 「nuroモバイル」利用者の間で、プラン容量内のデータ容量を10MB以上1MB単位で分け合える「パケットギフト」も追加した。発行した「パケットギフト」のコードが有効期限内に受け取られなかった場合は返却する。
 

取り扱い端末を追加・値下げ

 サービス強化にあわせ、取り扱い端末に、スマートフォンの「ZenFone 3 Max」と折りたたみ式携帯電話の「AQUOS ケータイ SH-N01」を追加し、販売中の3機種「ZenFone 3」「arrows M03」「BLADE E01」の価格を値下げした。また、これまではSIMカードとセットの同時購入だけだったが、SIM購入後に、端末だけ追加購入できるようにする。