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インフルエンザ患者報告数は前週よりも半減以上、東京都は1000人台に

時事ネタ

2024/04/12 18:00

 国立感染症研究所が4月12日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2024年第13週(4月1~7日)の患者報告数は2万5106人という結果になった。前週(3月25~31日)は5万5189人だったため、半減以上だ。なお、定点当たりの報告数は5.10(前週は11.18)だった。

インフルエンザ患者の報告数
(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

全国47都道府県で前週よりも減少

 都道府県別での定点当たり報告数は、山形県(11.47)、新潟県(10.25)、愛媛県(9.67)、鳥取県(9.28)、群馬県(8.50)、富山県(8.21)、福島県(7.98)、岩手県(7.97)、山梨県(7.51)、島根県(7.45)の順。全国47都道府県で前週の報告数よりも減少した。

 定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約16.1万人(95%信頼区間は14.3万~17.9万人)となり、前週の推計値(約34.3万人)よりも減少した。
 
定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
 
都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 4月12日発行の「東京都インフルエンザ情報」によれば、4月1~7日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数は1744人(前週は3903人)と減少、定点当たり4.17(前週は9.40/定点)となった。定点当たりの患者報告数は、山形県(11.47/定点)と新潟県(10.25/定点)を除いた45都道府県で10.00を下回った。