「そよら横浜高田」オープン、新規出店地としては関東初

暮らし

2024/03/22 06:30

 イオンリテールは4月26日に、都市型ショッピングセンター「そよら横浜高田」(神奈川県横浜市)をオープンする。「そよら横浜高田」は、横浜市営地下鉄・高田駅前の工場跡地への出店となる。

「そよら横浜高田」の
外観イメージ

4月26日にグランドオープン予定

 「そよら横浜高田」の核店舗となる「イオンスタイル横浜高田」は、駅近の立地特性を活かして「鮮度」「タイパ」をテーマに、食品・日用品・化粧品・医薬品といった購入頻度の高い商品を取り揃え、日常使いのワンストップショッピングの実現を目指す。
 
「イオンスタイル横浜高田」の
店内イメージ

 店内には、港北区産の野菜を地場野菜コーナーで提供し、季節や生育・収穫量に応じて生産者に直接店舗まで届けてもらい、昼過ぎに販売する。また、今朝採れ野菜も取り揃える。あわせて、横浜市産・神奈川県産の野菜を集合展開する地場野菜コーナーを通年展開し、ミニトマトやこまつな、ほうれんそうといった旬の野菜を販売するほか、JAS認証を取得しているイオンの「トップバリュ グリーンアイ」ブランドのオーガニック野菜、神奈川県産のオーガニック野菜も取り扱う。
 
地場野菜コーナーや対面鮮魚コーナーを充実

 対面鮮魚コーナーでは、毎週日曜日の13時過ぎに、三崎・佐島といった三浦半島の漁港で当日早朝に漁獲・水揚げされた、選りすぐりの鮮魚を販売する。また、あじ・さば・かれい・ぶりといった全国の漁港からの旬の鮮魚を、丸魚や家庭で調理しやすい切身で常時取り揃える。さらに、来店客の要望に応じて2枚・3枚おろしや、切身・刺身用の調理サービスの提供、おいしい食べ方の提案なども行う。そのほか、対面鮮魚コーナーの魚は、店内でフライや焼き魚、唐揚げなどに調理され、惣菜売り場で販売される。
 
店内調理惣菜ではフライや鉄板焼きなどの
提案を強化

 お弁当やピッツァといった、店内調理による惣菜、焼きたてパン、おつまみなども取り揃え、お弁当では旬の野菜を中心に数種類のおかずを取り入れた弁当を用意するほか、調理に手間がかかるフライや鉄板焼きなどの提案を強化し、アジフライやイカフライ、アジの南蛮酢、釜揚げしらすと九条ネギのだし巻玉子焼などを、夕食やおつまみメニューとして提案する。

 ほかにも、店内では約30種類の惣菜の量り売り、「ピッツァソリデラ」における焼きたてピッツァの販売、イートインスペースを設置し焼きたてパンを提供する「カンテボーレ」の展開、地域最大級となる約900品目の冷凍食品の品揃え、畜産売り場におけるバーベキューや自宅での焼肉のニーズに応える焼肉用の拡充、日常的に飲む機会の多い缶チューハイやビールの品揃え充実などを行っていく。
 
「イオン薬局」の
出店イメージ

 「そよら横浜高田」内にはほかにも、全国の医療機関の処方箋を年中無休で受け付け、土日祝は9時~19時まで営業する「イオン薬局」が出店する。ほかにも「イオン薬局」では、来店客のスマートフォンやPCと同店をビデオ電話でつないで、薬剤師からオンラインで服薬指導を受けられるサービスや、調剤された医薬品を自宅へ配送するサービスなども提供していく。
 
アジアンコスメやプチプラコスメも展開

 あわせて、アジアンコスメを身近な店舗で購入したいというニーズに応え、「ETUDE(エチュード)」や「TIRTIR(ティルティル)」といったアジアンコスメを取り揃える。また、プチプラコスメとしては「キャンメイク」や「Kirei&Co(キレコ)」を取り揃えるほか、イオンリテールのスキンケアブランド「コペルニカ」、フランスのボタニカルビューティーケアブランド「イヴ・ロシェ」も展開する。

 食品売り場には、来店客のニーズやスタイルに合わせてレジを選べるよう、携帯端末で来店客自身が商品をスキャンしつつ買い回り、支払いだけで精算を済ませられる「レジゴー」をはじめ、「キャッシュレスセルフレジ」「セルフレジ」、支払いのみセルフの「セミセルフレジ」、従業員が商品のスキャンから精算まで行う「サポートレジ」の、5種類のレジ構成となっている。

 さらに、ペーパーレス化の一環として、イオンのトータルアプリ「iAEON(アイイオン)」会員を対象にした、電子レシートの発行も行っていく。購入履歴は、「iAEON」アプリからいつでも確認できる。

 そのほか、「そよら横浜高田」内には専門店として、キャンドゥ、大戸屋、Italian Kitchen VANSANなどが出店し、5月末にはバーガーキングもオープンするなど、今夏までに13店舗の出店を予定している。

 営業時間は、1階が8~22時、2階が9~22時、「イオン薬局」が9~20時(土日祝は9~19時)、専門店が9~22時(一部店舗によって異なる)。