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三重県の「修正集学校」が10月1日オープン、「AI(藍)と文化」などがコンセプト

暮らし

2023/10/03 07:30

 リングローは10月1日に、三重県多気郡明和町の協力のもと、閉校利用の「修正集学校(しゅうせいしゅうがっこう)」を開校した。

修正集学校の外観

地域のIT普及を目指した交流施設

 「集学校」は、地方に堆積するIT課題を解決する環境を提供すべく、2017年4月に開始されたリングローのオリジナルプロジェクト「おかえり集学校プロジェクト」による施設で、今回開校した「修正集学校」は全国で第17校目となる。

 旧・修正小学校を活用した「修正集学校」は、他の集学校と同様に入館無料で自由に立ち寄れる、地域のIT普及を目指した交流施設で、「今日室」「わカフェ」「古部屋」「職in室(しょくいんしつ)」を備えている。
 
「今日室」のイメージ
(写真は兵庫県にある芦田集学校のもの)

 今日室は、PCやスマートフォンを持ち込んでいつでも使い方を学べる相談室兼スタッフの執務室。IT機器の相談だけでなく、集中して作業がしたい時や地域の人々の歓談の場、企業の会議の場など、さまざまな用途に使えるオープンなスペース。
 
「わカフェ」(改修後)のイメージ
(写真は富山県にある谷口集学校のもの)

 わカフェは、イベントや集会所など多目的に利用可能なフリースペースで、地域のニーズに合わせた改修を予定しており、キッチンやソファーなど過ごしやすい環境を用意する。

 古部屋は、卒業写真や卒業アルバム、文集など旧・修正小学校にまつわる思い出の品の展示スペース。家族で学校の思い出話に花が咲いた時、子どもや孫に伝統を引き継ぎたい時などに、いつでも閲覧できる。

 職in室は、集学校内の空き教室を職場として利用可能な賃貸教室で、個人事業主の拠点、短期営業所、長期間利用のオフィスなど、原則としてどのような用途にも使え、レイアウトや内装も自由に変更できる。
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