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アニメ「名探偵コナン」オリジナル回がカオスすぎて騒然 脚本は浦沢義雄さん

時事ネタ

2023/07/18 17:00

【いま注目のトレンドワード・330】 テレビで衝撃的なエピソードが放映されると、キャッチ―なワードとともにTwitter上で話題になることも多い。7月8日には「トンチキ回」という言葉がトレンド入りした。一体どういう意味なのか、詳しく迫ってみよう。

まるで悪夢のような光景
(画像はイメージ)

推理アニメではなくホラーアニメでは?

 「トンチキ回」が指し示すのは、7月8日に放送されたアニメ「名探偵コナン」の第1089話「天才レストラン」のことだ。原作にはないアニメオリジナルストーリーで、「オムライスの死体」をめぐる奇妙奇天烈な物語が展開された。

 レストランの店員はナイフとフォークの衣装、テーブルはメリーゴーランド、料理はロケットで運ばれてくるなどトンデモ描写が目白押し。あまりにも現実離れした内容であったため、ネット上では「トンチキすぎてもはやホラー」「高熱を出した時の悪夢みたい」といった反響が相次ぐ事態に。

 今回のエピソードの脚本は、脚本家や放送作家として活躍する浦沢義雄さんだ。浦沢さんといえばアニメ「忍たま乱太郎」や「らんま1/2」など人気作品の脚本も手掛ける人物。東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)では、アニメ功労部門の顕彰者として選ばれるほど高く評価されている。

 アニメ「名探偵コナン」の過去エピソードの中でも、第1028話「ケーキを愛する女のバラード」や第1010話「笑顔を消したアイドル」なども「トンチキ回」として有名だが、これらのエピソードも浦沢さんが脚本に関わっているようだ。そのためトレンドには「トンチキ回」以外にも、「オムライスの死体」「浦沢脚本」「カオス回」「ホラー回」など、「名探偵コナン」の関連ワードで埋め尽くされた。

 事件を推理するだけではなく、意外なストーリー展開を楽しめる点も「名探偵コナン」が多くの人に愛される理由なのかもしれない。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている