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マネーフォワード ME、「資産形成アドバンスコース」追加、有料プランは2コースに

金融

2023/03/06 17:30

 マネーフォワードは2月27日に、お金の見える化アプリ「マネーフォワード ME」プレミアムサービスの新たなコースとして、「資産形成アドバンスコース」の提供を開始した。利用料金は、月額980円または年額1万700円。なお、これまで月額500円で提供してきたプレミアムサービスは、「スタンダードコース」として提供する。

有料プレミアムサービスに「資産形成アドバンスコース」が登場

月額980円の新コースを新たに提供開始

 「資産形成アドバンスコース」では、プレミアムサービス「スタンダードコース」の機能に加え、アプリ版から「マネーフォワード ME」に連携している投資資産の状況を「ポートフォリオ」「配当」の2種類のページから確認できる。また、データは自動更新されて各グラフにも反映されるため、複雑な手入力を行うことなく投資資産の容易な確認が可能となる。
「ポートフォリオ」ページのイメージ

 「ポートフォリオ」ページでは、実際に保有している国内、米国株式の業種別、配当利回り別の資産内訳が円グラフで見える化される。より詳細に確認したい業種や利回りの区分を選択すれば、当てはまる個別銘柄が一覧で表示されるとともに、それぞれの損益や前日比が瞬時にわかるので、銘柄ごとの運用成績の比較や売却判断の材料として使える。

 「マネーフォワード ME」と連携している投資資産にタグを付けて、グルーピングすることも可能で、作成したタグを組み合わせればオリジナルの「My ポートフォリオ」を作れるので、知りたい情報をグラフ化していつでもチェックできるようになる。

 「配当」ページでは、これまでの配当額と今後の予想配当額が棒グラフで表示される。表示は月/年で切り替えが可能なので、月ごとの配当額の偏りチェックや、前月や前年との比較なども簡単に実行できる。また、円グラフと同様に配当額の内訳も確認することが可能なため、銘柄の偏り、その配当額、利回りが一度にわかる。

 「マネーフォワード ME」は、利用中の銀行や証券会社の口座・クレジットカード・ポイントなどの情報を自動でまとめて家計簿を自動作成する、お金の見える化サービス。従来は、無料会員でも最大10の金融関連サービスの情報を連携して自動集計可能だったが、2022年12月から上限数は最大4に減った。スタンダードコースまたは今回新設した資産形成アドバンスコースを契約すると全ての機能を利用できる。
 
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