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豆蔵、AI/機械学習を使用した 「帳票データの構造化技術」で特許取得

経営戦略

2022/10/12 18:30

 豆蔵は10月11日、自社で提供する「AI・RPA・DX関連サービス」で、AI/機械学習を使用した「帳票データの構造化技術」に関する特許を取得したと発表した。

学習データ登録のフロー

帳票情報の手入力によるミスをなくす

 電子化やデジタル化が進んできている近年でも、企業間取引の請求書・注文書・領収書などの帳票は紙ベースで処理されるケースが多い。また、各帳票は取引先企業ごとに書式や表記の形式が異なるため、多くの企業が帳票の情報をシステムに手入力しているのが現状だ。これでは業務効率が悪いことに加え、入力ミスが増加する原因にもなる。

 今回の特許技術は、こうした課題の解決を目的として研究・開発。この発明で定義される「帳票情報処理装置」は、実際に構造データ化の対象となる帳票を読み取る前に、事前準備(事前学習)として管理者等が学習データ登録を実施し、利用時(帳票読み取り時)にも利用者が随時精度改善(チューニング)を実施することで、利用する回数を重ねるほど、変換精度が向上する仕組みとなる。
 
帳票読み取りのフロー

 また、高価な専用スキャナ機器やOCRソフトは不要で、市販のスキャナ機器やOCRソフトを使用して処理できる。

AI/機械学習でCSVファイルなどへの自動変換が可能に

 同特許技術は、これまで広く利用されている紙帳票を電子化するためのOCR処理に対し、AI/機械学習を用いたデータ補正処理を拡張することで、高い精度で構造化データ(CSVファイル等など)へ自動変換を可能とした。

 これにより、RPAロボットなどを活用したシステムへの自動登録が可能になり、システムへのデータ登録の負担軽減とデータの品質向上促進が期待できるとしている。

 今後は、同社のAI・RPA・DX関連サービスのRPA導入・運用支援「RPAOffice」での活用や、対話型AIエンジン「MZbot」への機能実装を計画している。

 また、AI・RPA・DX関連サービスに関連する特許出願は今回以外にも1件(特開2022-019441)あるが、今後も同社コンサルティングサービスや製品開発の過程で得られた新規性が認められるアルゴリズムや機能については随時特許出願の検討を進めていく予定。