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群雄割拠のノートPC市場、コロナ特需で売れてるメーカーは?

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年2月のノートPC販売台数前年同月比は110.7%となった。前月は、20年1月にWindows 7サポート終了による買い替え需要があった影響で79.0%だったが、コロナ特需に支えられ、堅調を維持している。


 メーカー間の競争も白熱している。NECが年間を通してトップを維持しているものの、2番手争いは富士通とアップルが競り合う展開。2月に不調だったレノボはASUSとDynabookに抜かれるなど、入れ替わりの激しい状況が続いている。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、前月に続いてアップルの「MacBook Air Retina(2020)」が首位を獲得。「MacBook Pro Touch Bar Retina(2020)」も好調で、21年の台風の目になっている。メーカーシェアで急上昇中しているASUSの売れ筋は「ASUS E210MA」。コスパだけでなく、スタイリッシュな独自のデザインなども評価されているようだ。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。