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MNP転出手数料無料化で「キャリア乗り換えし放題」に ドコモとKDDIは4月1日

 KDDIと沖縄セルラーは、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)を利用してau・UQ mobileから他の通信事業者に乗り換える際の税別3000円の手数料(MNP転出手数料)を、店頭・ウェブ窓口・お客さまセンター受付窓口の全てで廃止する。

 総務省が2020年10月にまとめた「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン」の「第3の柱・事業者間の乗換えの円滑化」に向けた有識者会議の提言に沿い、条件に若干の違いはあるものの、3社とも店頭・オンライン・コールセンターとも、MNP転出手数料無料化に踏み切る。ソフトバンクは「2021年春までにMNP転出手数料を撤廃」と案内しているため、相互に乗り換え可能になるタイミングは4月1日から後ろにずれる可能性はあるが、スマートフォン(スマホ)登場以前の06年10月24日のMNP開始以来、ついに「手数料」という名のスイッチングコストがなくなる。
 
MNP転出手数料無料化の対象・条件

 SoftBankとY!mobile間の移行、auとUQ mobileのブランド間の移行にかかわる手数料の撤廃、移行手続きの簡素化も21年春~夏にかけて実施予定。ブランド・料金プランは複数あるものの、実質的に通信事業者が4社(ドコモ・au+UQ mobile・SoftBank+Y!mobile・楽天モバイル)となり、大手3キャリアは、家族向けのフルサポートのプレミアムブランド(ドコモ・au・SoftBank)、単身者・小~中容量のスタンダードブランド(UQ mobile・Y!mobile)、MVNOに等しいオンライン専用の新ブランド(3月サービス開始のドコモ ahamo、au povo、SoftBank on LINE)と、示し合わせたように横並びとなった。
 

 MNP手数料無料化後は、契約解除料のないプランからは、日割りまたは月額課金の料金だけで、どのキャリアへも乗り換えし放題になる。実際に乗り換えないとしても、4月1日に先んじて、契約しているスマホの料金プランやオプションサービスの見直しをおすすめしたい。(BCN・嵯峨野 芙美)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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