• ホーム
  • トレンド
  • 1年無料の楽天モバイルからの移行先 「くりこしプラン」投入のUQ mobileが急浮上

1年無料の楽天モバイルからの移行先 「くりこしプラン」投入のUQ mobileが急浮上

 プラン料金1年無料の楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」をサービス開始直後の2020年4月中に契約した場合、1年後の今年4月中に無料期間が終了する。無料期間終了翌日から月末最終日まで日割り請求となるため、MNPを利用した他社への乗り換えのベストタイミングは、20年4月契約なら3月下旬から4月中、同年5月契約なら4~5月とずれていく。

 楽天モバイル自社回線の現状のサービスエリア・安定性に不満がある、エリアや使い勝手に不満はないが、自社回線無制限・ローミングエリア月間5GBで税別2980円の本来のプラン料金が割高だと感じる楽天モバイル無料利用ユーザーは無料期間終了後の乗り換え先を検討していることだろう。そこで、「学割」キャンペーン適用不可の場合で、1月15日時点のおすすめサービス・料金プランをピックアップした。

1. UQ mobile くりこしプラン(2月1日開始)

 単身者に不評の「家族割引」がなくなり、税別月額1480円でデータ通信が月間3GB、月額2480円で月間15GBまで利用可能。しかも、余ったデータ容量は翌月まで繰り越せる。MVNO並みの低料金ながらiPhone SE(第2世代)の新品の取り扱いもあり、ショップサポートも受けられる。5Gサービスは21年夏開始予定。サービスと料金のバランスが良く、現時点で最もコスパのいい乗り換え先といえるだろう。
 
UQ mobile、2月1日開始の新料金プラン

2. LINEモバイルソフトバンクau・ドコモ回線)

 自社設備を持たない格安SIM(MVNO)なので、音声通話SIMは月間3GB・LINE利用時ノーカウント(LINEデータフリー)で月額1480円、同じくLINEデータフリーの500MBなら月額1100円とさらに安い。また、ソフトバンク回線は増速を行い、MVNOの弱点である回線帯域を拡大した。ソフトバンクのオンライン専業の新ブランド「SoftBank on LINE」が3月にスタート予定だが、LINEモバイルは今後もサービスは継続する。じっくり検討したい向きに、つなぎとしての乗り換えをおすすめしたい。
 
ソフトバンク回線は増速したLINEモバイル。月間3GB以上のプランで、
3カ月間980円割引・500円で使えるキャンペーンも実施中

3. 3月開始予定のドコモ「ahamo(アハモ)」、au「povo(ポヴォ)」

 Rakuten UN-LIMITと同額または500円安く、ドコモまたはauのネットワーク回線が月間20GBまで使える。ただ、楽天IDで契約者向けマイページにログインする仕組みの楽天モバイルに対し、ドコモのahamoはdアカウント、auのpovoはau IDでログインする仕組みになると考えられ、アカウントの新規作成・管理が負担に感じるかもしれない。楽天モバイルの「SPU+1倍」の特典を魅力に感じるなら、ahamo・povoは候補から外れるだろう。
 
ahamoをアップデートし、さまざまな追加トッピング(オプション)を用意する
auのオンライン専用の新料金ブランド「povo」

4. Y!mobile・MVNOの低容量プラン

 契約中の楽天モバイルのローミング回線・楽天自社回線の月間データ利用量が5GB以下で、海外旅行時に便利な海外データ通信(海外66の国・地域で月間2GBまで無料)や、楽天モバイル契約者限定の「Rakuten Linkアプリ」を利用した音声通話無料・SMS送受信無料が必要ないなら、月額1000円台のMVNOの低容量プランへの乗り換えが妥当だろう。初月無料、端末代割引・ポイント還元といったキャンペーンも多い。
 
ahamoやUQ mobile・Y!mobileの値下げ(月額1480円~)によって、
強みの低価格が弱くなったMVNO各社

 なお、eSIM専用の楽天モバイルオリジナルスマートフォン(スマホ)「Rakuten Mini」「Rakuten BIG」「Rakuten Hand」は、乗り換え先がeSIMサービスを提供しており、端末の対応周波数と一致していないと、Wi-Fi環境のない場所で利用不可。税別2万円のRakuten Handは、現在実質0円キャンペーン中で、お財布代わりになるFeliCa搭載Androidスマホでは最安クラス。Rakuten BIGも大画面約6.9インチの5G対応Android搭載タブレット端末だと捉えると、激安だ。
 
現在実質0円キャンペーン中のRakuten Hand

もうしばらく様子見が正解か

 KDDIは、ドコモの料金体系を踏襲したauの新料金プラン「使い放題MAX 5G/4G」の3月の提供開始に合わせ、既存のauの料金プランについても見直すとしている。1月14日に楽天は、楽天市場の「SPU」の楽天ゴールドカードの条件見直しを発表したが、この改悪と引き換えに、5月1日から楽天モバイル契約の条件見直しの可能性が出てきた。当面は様子見が正解かもしれない。(BCN・嵯峨野 芙美)

※初出時、「SoftBank on LINE」の名称を誤って記載していました。訂正してお詫びします。

オススメの記事