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ハンドメイドマーケット「minne」、2020年のトレンドは「マスク」など世相を反映

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2021/01/19 19:30

 GMOペパボは、ハンドメイドマーケット「minne(ミンネ) byGMOペパボ」で2020年に検索数の増えたワードや、特に購入が増えたカテゴリといった「minne byGMOペパボ」における20年のトレンドを1月18日に発表した。

2020年の「minne byGMOペパボ」では「エコバッグ」「インナーマスク」「アマビエ」
といったワードの検索数が増加

 20年は、「マスク」「アマビエ」といった新型コロナウイルス感染症関連のワードをはじめ、「おうち時間」や「キャンプギア」といった新しい生活様式の中で需要が高まった物事に関連するワードが多く検索されている。

 新型コロナウイルス感染症関連では、「インナーマスク」や「マスクケース」といったマスク関連の作品、手洗いやうがいの推奨で需要が増えたとみられる「ハンドタオル」を探すユーザーが増加した。また、おうち時間をはじめ、「おうちカフェ」「折りたたみテーブル」「折りたたみデスク」などでの検索が増えている。

 さらに、20年7月のレジ袋有料化に伴って「エコバッグ」の検索数が増えたほか、「量産型」「地雷」といった20年に流行したファッション関連ワードなどもトレンド入りした。
 
2020年の最大成長カテゴリーは「子供用マスク」、「チーズ・乳製品」「精肉・肉加工品」
「調味料・スパイス」も大きく成長

 20年に最も成長した小カテゴリは「子供用マスク」で、「食べ物」カテゴリにおける小カテゴリである「チーズ・乳製品」「精肉・肉加工品」「調味料・スパイス」も伸びている。

 購入者の年代をみると、10代の利用が最も伸びており、購入作品はアクセサリやスマートフォンケース、モバイルグッズなど、日常的に使用するものが多い。10代の作家も、前年と比較して1.7倍に増えており、新型コロナウイルス感染症の影響による休校や部活動の休止を受けて、空いた時間にハンドメイド作品を制作する若者が増えたと予想される。

 その他、20年には若者の間でビーズリングが流行しており、「minne byGMOペパボ」でも10代作家によるビーズリングの人気が高い。また、20年11月に多摩美術大学が開催した「Web芸術祭2020」のオンラインマーケットに「minne byGMOペパボ」が協賛し、学生が「minne byGMOペパボ」上で作品を販売したことも、10代の作家や購入が増えた要因となった。

 なお、minne byGMOペパボは1月17日に9周年を迎えたことを記念して、1月25日までの期間、毎日21~23時59分の3時間限定で日替わりのお買い物クーポンを発行する。また、「minne byGMOペパボ」で販売している作品を紹介する特集として、1月17日に「ケーキモチーフ特集」、19日に「2021トレンドカラー特集」、21日に「復刻鳥モチーフ特集」、23日に「1000レビュー作家さん特集」、25日に「アンケート特集」の5本を公開していく。