全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、6月の完全ワイヤレスイヤホンの販売台数は156.5%で好調を維持した。コロナ禍の中でもコンスタントに新製品がリリースされており、市場のにぎわいも続いている。


 メーカー別の販売台数前年比をみると、圧倒的シェアを誇るアップルを追って複数のメーカーが急成長していることが分かる。アップルが132.9%であるのに対して、ソニーが312.7%、JVCケンウッドが650.3%、オーディオテクニカが915.6%を記録している。
 

 週次の販売台数シェア推移では、5月後半からソニーがアップルをじわじわと詰める展開。まだ差は20ポイント以上開いているが、6月に発売したソニーの「WF-XB700」は同社製品の中でも購入しやすい価格帯で、今後のシェア拡大に寄与しそうだ。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、「AirPods Pro」が安定の首位。シェアは、前月の32.9%から5.5ポイント落として27.4%だった。ソニーは、「WF-1000XM3」が2位、新製品の「WF-XB700」が5位、同じく新製品の「WF-SP800N」が10位にランクインしている。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。