全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、5月の完全ワイヤレスイヤホンの販売台数は前年同月比165.4%。テレワーク需要も取り込みながら、前月を上回る成長率を記録した。代表格であるAppleだけでなく、他のメーカーの伸長も目立つ。


 メーカー別の販売台数前年比では、アップルが200.6%と大きく伸びているが、後続の勢いも増している。ソニーは170.0%、オーディオテクニカは639.6%、JVCケンウッドは716.2%と注目度が高まっていることがよく分かる。
 

 週次の販売台数シェア推移では、アップルが50%前後を占める状況が続いている。2位のソニーは10%を割り、JVCケンウッドやオーディオテクニカなどが迫る場面が増えてきている。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングでは「AirPods Pro」が前月からさらに数字を伸ばして32.9%を記録。下位モデルと比較しても2倍以上の売れ行きとなった。ソニーの「WF-1000WX3」やゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless 2」などの高級機も人気を維持。6月は各社の新製品発売が続いていることから、ランキングも変動してくることが予想される。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。