「ふくまろ」が顔認識に対応、FMV搭載のAIアシスタント

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、富士通のPC「FMV」に搭載するAIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ」の最新版を、4月27日にMicrosoftストアで提供を開始した。

いつもアシスト ふくまろ

 ふくまろは、“暮らしと笑顔をアシストする新しい家族”をコンセプトに、AI技術を活用して開発したFCCLオリジナルのAIアシスタント。音楽や写真などのコンテンツ再生、カメラを活用した外出時の「お留守番機能」、IRコマンダーを通じた家電や照明の操作などによって、PC利用や日々の生活をサポートする。

 最新版では、ふくまろからの働きかけが家族間のコミュニケーションのきっかけになるよう、対話機能を強化した。FCCLが開発した顔認識機能を搭載し、ふくまろが家族の顔と名前を覚える。ふくまろの案内に沿って顔データと名前を登録すると、利用者を判別して名前を呼び掛けてくれる。

 会話を通じて利用者の誕生日や好きな食べ物などのプロフィールを記憶できるほか、毎日続けてふくまろと会話して親密度が上がると、特別なメッセージやアニメーションが現れる。何が起こるかはサプライズ。たくさん話しかけて、ふくまろと仲良くなってほしいという。

 また、昨今の自宅学習の高まりを受け、オンライン学習サービス「FMVまなびナビ」では、ふくまろが登場するタイピング学習を含む3種のコースで、5月・6月分の利用料が無料となるキャンペーンを実施する。

 FMVまなびナビは、学校教科・英会話・プログラミング・タイピングなどをオンラインで学べる学習サービス。タイピングコース(月額300円)では、ふくまろがタイピング学習を基礎からアシスト。達成度をグラフで確認したり全国の参加者とランキングを競ったりすることで、PCの利用に必要なタイピングスキルを、楽しみながら身につけることができる。

 今回のキャンペーンでは、タイピングコース/学校教科・デキタスコース/プログラミング・マイクラッチコースを期間中に申し込んだ人に、5月・6月度の利用料を無料で提供する。申し込み期間は5月31日23時59分まで。