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魚型の醤油さしに除菌液を充填、「#SafeHandFish」プロジェクト

時事ネタ

2020/04/24 19:30

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による世界的な影響を受けて、その対策を促進するため、100%天然素材の除菌抗菌液「クリアンスEX」を販売するクリア電子、調味料の小型容器の製造・充填を行う大石屋、企画とクリエイティブを担当するエードットは協働し、「#SafeHandFish」プロジェクトを発足した。


 #SafeHandFishプロジェクトは、新型コロナウイルス感染症によって世界中で除菌抗菌液が不足し、必要な生活者に流通していない現状から生まれたアクション。この問題を解決するため、日本人に馴染みのある「魚型の醤油さし」に除菌液を充填して、食の場面を通して除菌の意識と習慣を啓発し、「個人の衛生管理(Personal Hygiene)」を訴求することを目的としている。

 宴会やイベントの中止・自粛で大量に余っていた調味料容器に除菌抗菌液を充填することによって、使い切りサイズの携帯用除菌抗菌液として、必要な人々に提供する。相次ぐ注文キャンセルで困っていた容器メーカーの救済と、需要と供給がミスマッチしていた除菌抗菌液の課題という、企業と社会にとってwin-winのアイデアを実現した。

 日本では、常に食事のそばにある見慣れた存在である魚の醤油さしが清潔さや安全を象徴する青のキャップで「#SafeHand」のシンボルとなり、「個人の衛生管理」の意識づくりを啓発する。#SafeHandFishプロジェクトでは、魚の醤油さしに充填した除菌液を#StayHomeで需要が高まるフードケータリングや中食業界に無償で提供し、生活者のもとへ届ける。食事前に気になるところをサッと除菌する使い切りサイズで、清潔な状態での食事が可能となる。

 充填する除菌液は、グレープフルーツの種子のみから抽出されたエキス「GSE」に、精製水を混ぜた完全な天然成分の除菌抗菌剤。残留農薬・防腐剤の検出もなく、化学物質を含まないため、誰でも安全に使用できる。