アドビシステムズは、テレワークで働いたことのあるビジネスパーソンに対し、テレワーク勤務のメリットや課題について調査した。調査は、インターネット上で実施し、都内に勤務する過去3カ月以内にテレワーク勤務を経験したことのあるビジネスパーソン男女計500人を対象に行った。


 テレワークを実施して、自身の生産性は上がったと思うかを聞いたところ、86.4%のビジネスパーソンが、生産性が上がったと感じているという。また、テレワークを実施してペーパーレス化が進んだかどうか聞いたところ、84.8%が「ペーパーレス化が進んだ」と回答したとのことだ。

 テレワークを実施して感じた業務上の課題を聞くと、最も多かったものは「会社にある紙の書類を確認できない(39.6%)」で、次いで「プリンタやスキャナがない(36.2%)」「自分以外の仕事の進捗が把握しづらい(35%)」と続いた。

 テレワークで働いているときに、判子や書類へのサイン、オフィスに保存してある紙書類を確認するといった、出社しなければ対応できないようなタスクが発生してしまい、出社した経験があるかどうかを聞いたところ、約5人に1人(21.4%)が「頻繁にある」と回答。

 「ときどきある」と回答した42.8%と合わせ、実に6割以上がテレワーク中にやむなく出社した経験があることが分かった。テレワークが進む中、社内の紙書類の管理がテレワークを推進する際の大きな課題ということも明らかになった。

 業務的な課題に合わせ、テレワーク中の心理的・身体的課題を聞いたところ、最も多かったのは「同僚とのコミュニケーションの量が減る(38.4%)」で、次いで「時間管理が難しい(30%)」「つい仕事以外のことをしてしまう(28.6%)」と続いた。

 テレワークの経験者に今後、定期的にテレワークを実施したいかを聞いたところ、「積極的に実施したい」が52.6%、「どちらかというと実施したい」が40.6%と合わせて93.2%が今後も継続的に実施していきたいと回答した。

 なお、アドビでは、PDFテクノロジーを基盤にクラウドやモバイル環境でのデジタルドキュメントの閲覧、編集、共有、文書業務とそのプロセスを効率化するクラウドソリューション「Adobe Document Cloud」を提供している。

 また、無料スキャンアプリ「Adobe Scan」で紙の文書をデジタル化し、印刷情報をデータとして再利用や、場所やデバイスを問わず効率的に複数の関係者でのレビューを実現する。さらに、電子サイン「Adobe Sign」を活用することで書類の確認や承認作業のために出社することなくテレワークを推進する。