次世代小売り「b8ta」が今夏、日本初出店 店舗体験を売る

経営戦略

2020/02/04 18:00

 丸井グループは、ベンチャーキャピタルEvolution Venturesを通じて同社と米国b8taが出資するb8ta Japan(ベータ・ジャパン)に出資し、b8taは今夏、日本初出店する。

「b8ta」の店舗内イメージ

 b8taは、2015年に体験型の小売店を米国サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープンし、現在、ドバイの1店舗を含め世界で25の実店舗を展開する。展示商品はファッションアイテムからデジタルガジェットまで多岐にわたり、来店者は自由にこれらを試し、気に入った場合はその場で購入できる。

 b8ta Japanには、ほかにも凸版印刷三菱地所が出資し、b8taの旗艦店は、20年夏に、東京・有楽町の三菱地所が一部保有する有楽町電気ビル 1階と、新宿マルイ 本館 1階にオープンする。

 各社の出品スペースには、製品のイメージ映像や説明を流すためのディスプレイが備わり、タイムリーなPRコンテンツの更新が可能。また、店内に設置されたカメラによって来店者の行動分析が可能で、出品企業はそれらのデータをマーケティングや商品開発に活用できる。
 
b8ta Co-Founder & President Philip Raub氏のコメント

 出資企業の1社、丸井グループは、物販を中心とした「モノを売る店」から「体験を提供する店」への転換を進めている。今回の出資によってRaaS(リテール・アズ・ア・サービス、サービスとしての小売り)のパイオニアのb8ta独自のビジネスモデルと丸井グループの経営資源やノウハウを組み合わせ、体験の場を通じたリアル店舗ならではの価値をともに創り上げていく。

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