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降雪量、平年より少ない予報 標高が高いゲレンデに人気集中か

時事ネタ

2020/01/07 20:30

 気象庁が発表した1月4日~2月3日の降雪量予報によると、全国的に50%以上の確率で降雪量は平年よりも少なくなるという。あまりに降雪量が少ないと、雪が生命線のゲレンデにとっては大きな打撃になりかねない。2019年12月末の時点では全面オープンが難しいゲレンデもある。暖冬傾向が続くうちは、標高が高く気温が低い、雪が残りやすいゲレンデに人が集中する可能性がある。

平年よりも降雪量が少なくなる可能性が高い地域(気象庁:季節予報)

 平年に比べて「降雪量が少ない」地域の予報確率をみると、北海道の日本海側・オホーツク海側が50%、東北の日本海側が50%、北陸の日本海側が60%の確率で降雪が少ない予報だ。向こう1カ月の平均気温も平年並みか高いとする確率が約50%と、ウィンタースポーツには厳しい気候が続きそうだ。

全面オープンのゲレンデも

 ただ、新潟県や長野県などの標高が高い地域では、1月から全面オープンしているゲレンデも多くある。1月は成人式、2月は天皇誕生日で、土曜日が休みなら3連休が2回やってくる。各ゲレンデは滑走の可否や積雪量を告知しているため、事前にゲレンデの状態を確認してから、予定を立てておくといいだろう。ちなみに、2月11日の火曜日は建国記念の日で休日になるので、10日(月曜日)を休みにして4連休をつくり、スキーなどを楽しむのもありだ。

 また、ウィンタースポーツの記録を残すのに適したGoProやDJIのOsmoといったアクションカメラは、「KARICO」や「Rentio」といったサービスを使えば、一定期間レンタルすることができる。なかでもDJI JAPANは、「Osmo Action」をスキー場で、無料でレンタルするサービス「Get Action!」を実施している。購入するよりも安く済むほか、スマートフォンより激しい動きの撮影には向いているので、一考の価値はあるだろう。(BCN・南雲 亮平)