カシオ計算機は、化粧品メーカーのコーセーと協業し、共同でネイルプリンターの開発研究を開始したと発表した。第1弾として、コーセーが12月17日、銀座にオープンする体験型の新コンセプトストア「Maison KOSE(メゾンコーセー)」にプロトタイプを設置し、実証実験を行う。

カシオ計算機が12月の実証実験で使用するネイルプリンターのプロトタイプ

 カシオは、ビューティーテック市場を新たな成長分野と位置付け、ネイルプリンターでの参入を目指す。同社のプリンティング技術や画像処理技術と、コーセーの化粧素材開発力やブランド力を組み合わせ、ライフスタイルを変革する強力な商品やサービスを生み出していくとしている。

 実証実験で使用するプロトタイプは、カシオがハガキ&フォトプリンター「プリン写ル」で培ったインクジェットプリンティング技術や、独自階這うの輪郭認識技術、湾曲補正技術を盛り込んだネイルプリンター。手書きでは難しい高精細なデザインも湾曲した爪の端までキレイにプリントすることができる。

 所要時間は、デザインに関係なく1本15秒と短く、手軽に楽しめる。オリジナルのデザインだけでなく、自分のスマートフォン(スマホ)で撮影した写真もプリントすることができる。

 今後、カシオはコーセーと協力し、日本を皮切りに世界を視野に入れて共同開発研究を進めることで、従来の美容市場をさらに拡大する新ビジネス領域を創出、新たな美容文化を生み出し、社会に貢献していくという。
 
12月17日にオープンするMaison KOSE

 Maison KOSEの所在は、東京都中央区銀座7-10-1。ユーザーとの新たな接点づくりの一環として開発を進めているデジタルプラットフォームと融合させた新しいサービスとしてスタートする。