家電メーカーベンダーの小泉成器は11月12日、スマートフォン(スマホ)の無料専用アプリから好きな柄を選んで自分の爪に1本あたりわずか10秒でプリントできる家庭用デジタルネイルプリンター「プリネイル KNP-N800/P」の販売を12月1日に開始すると発表した。価格はオープンで、税別の実勢価格は5万5000円前後の見込み。

小泉成器の「プリネイル KNP-N800/P」

 使い方は簡単。爪の長さや凹凸を整えて、市販のベースで白色などに塗る。その上に専用のプリコートを塗れば準備は終了。専用アプリをスマホにダウンロードした後、アプリに収録された15種類のカテゴリ別デザインから好みのデザインに編集して約10秒でプリントしたら仕上がる。1200dpiの高精細な印刷品質により、手では描けない繊細な花柄やイラストがブレずにキレイにプリントされる。

 また、応用編としてスマホに保存してあるペットや友だち、子どもなど、お気に入りの画像をプリントして楽しむこともできる。
 

 インクは、3色(CMY)方式の水性顔料を使っているため、肌などに付着しても水でふき取るだけで落とせる。

 小泉成器の田中社長は、「ブランドの柱であるビューティーケア製品を使った美を通じて経済を活性化させていきたい。プリネイルは、女性のキレイへの想いに応えることを目標に開発した。セルフネイルの常識を覆す新しい製品と自負している」と、田中社長自らが3人の孫をプリントしたネイルを示しながら語った。
 
小泉成器の田中裕二社長

 発表会では、映画コメンテイターでタレントのLiLiCoさんも登壇。「7歳のときから小さな爪がコンプレックスで、セロテープを巻いたりしていたほどネイルにはこだわっていた。(プリネイルで)プリントしたときは会場の窓が割れそうなほど雄たけびを上げた。グラデーションをできるネイリストさんも減っていて、それが数秒でできる」と、繊細なネイルプリントの仕上がりに驚いた。

 また、「セルフネイルをする人も、利き手でない方の手で塗るのは難しくて1時間ほどかかるけど、これなら簡単に仕上がる」と、セルフネイルの常識が変わる点をアピールした。
 
「プリネイル」で実演するLiLiCoさん

 会社で使用が禁止されている、不器用だからできない、忙しくてネイルサロンに通う時間がなく、費用が高いなど、セルフネイルの潜在ユーザーは多いと思われる。そんなユーザーでも、簡単に落とせて週末だけネイルプリントを楽しむといった使い方もできる。

 本体サイズは幅135×奥行き150×高さ136mm。質量は約1.2kg。約1.5mのAC電源コードで接続する。フィンガーホルダー、メンテナンス用ホルダー、メンテナンス用シール、プリコートスタートガイド、インクカートリッジが付属する。