メルペイは、「本人確認」を完了した18歳以上のユーザーに限り、今年4月26日から5月6日23時59分までの期間限定で、スマートフォン(スマホ)決済サービス「メルペイ」の加盟店でメルペイを利用して決済すると、支払額の50%相当を還元する「ニッポンのゴールデンウィークまるっと半額ポイント還元!キャンペーン」を実施していた。

 同じ最大還元率で、6月14日から、メルペイの支払い方法を「メルペイあと払い」に設定したユーザーを対象に、「日本全国まるっと半額ポイント還元キャンペーン」を実施している。終了日の6月30日まで残り4日間。還元上限は合計2000円なので、まだ遅くはない。メリットと、メルペイの狙いを説こう。
 
今回の半額ポイント還元は「メルペイあと払い」限定。切り替えは、アプリ上で簡単にできる

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メルペイ利用時のおすすめは、コード払いよりスピーディなiD

 スマホ決済サービスのメルペイは、FeliCa対応機種のみ利用できる電子マネー「メルペイ(iD)」、機種を問わず利用できるコード払いの2通りを提供しており、まるっと半額ポイント還元キャンペーンではコンビニエンスストア「セブン-イレブン」「ファミリマート」に限り、支払い金額の70%相当を「メルペイP(ポイント)」で還元する。家電量販店などその他の店舗ではポイント還元率が50%に下がるが、それでも実質半額。割引額は非常に大きい。
 
11円、39円など、大幅割引クーポンも話題のメルペイ。
基本的に、こちらも利用できるのはFeliCa対応機種のみ

 メルペイ(iD)は、店頭で「iDで支払う」と伝える。iDは、非接触決済型の電子マネーとして以前から普及しており、全国のiD加盟店では、iD搭載クレジットカードと、メルペイ(iD)をはじめとするスマホのiD対応Apple Pay/Google Payを使い分けられる。

 メルペイPは、フリマアプリ「メルカリ」の商品の購入代金としても利用でき、メルペイ残高に優先されるため、メルカリまたはメルペイを継続的に使い続ければ、使わず有効期間切れということになりにくい。名目上はポイント還元だが、実質的には現金値引きだ。
 
キャンペーンのポイントは、購入日の翌日に付与される。この還元の速さがメルペイの強みだ(実際の還元例:
6月18日に631円支払う→翌日6月19日に70%還元でメルカリP441付与、実質負担は190円)

日々の支払いは全て「メルペイあと払い」で?

 今回のまるっと半額ポイント還元キャンペーンの適用条件であるメルペイあと払いは、位置づけが難しいサービスだ。6月中は無料のためデメリットがないものの、7月以降は月1回でも利用すると一律300円の手数料が発生。通常のメルペイ残高払い(都度払い)に比べ、損になるからだ。なお、キャンペーン期間中に初めて「本人確認」した場合は、メルペイ残高払いでも最大70%還元が適用される。
 
電子マネーのiD/コード払いとも対象になる「メルペイあと払い」の仕組み。競合としては、
携帯電話料金とまとめて支払う「キャリア決済」や、オンラインショップを中心に一部の実店舗でも
使える「atone」が挙げられるだろう

 メルペイ側は、もし、翌月に請求されるメルペイあと払いの請求額が、毎月自由に使える金額を超えてしまった場合、メルカリを利用して手持ちの品を現金化するなど、「信用」や「スキル」、「所有しているものの価値」で稼ぐという、新しいサイクルを思い描いているようだ。こうしたコンセプトへの賛同はさておき、利用できる店舗が幅広く還元率も高いキャンペーンに、飛びついて損はない。(BCN・嵯峨野 芙美)