IoT時代到来でUPSに脚光、年間販売台数No.1のメーカーは?

販売戦略

2019/05/09 17:00

 【BCN AWARD 2019・喜びの声】 全国の主要家電量販店ネットショップPOSデータを集計した「BCNランキング」のUPS部門で、2018年1月~12月の1年間の販売台数シェアNo.1だったメーカーは、シュナイダーエレクトリック。46.7%という高シェアで4年連続の受賞となった。来るIoT時代や東京五輪に向けて需要の増加が見込まれる同分野でいかにトップを維持していくのか。IT事業部 パートナー営業部 副本部長 兼 西日本統括の城剛史氏にコメントを寄せてもらった。

nonサーバー向けUPSの需要が後押し 新たなニーズに応える

IT事業部 パートナー営業部 副本部長 兼 西日本統括の城剛史氏

 このたびは栄えあるBCN AWARDを受賞させていただくくことができ、誠にありがとうございます。4年連続、10度目の受賞となり、社員一同深く感謝申し上げます。これもひとえに当社製品を長期に渡りお取り扱いいただいている、販売店さまのお力添えの賜物です。

 UPS市場では、IoTにおけるネットワークへの接続デバイスの爆発的増加や、オリンピック・パラリンピックに向けた交通インフラの整備、各種サイネージやWi-Fiスポットの拡充など、いわゆるnonサーバー向けUPSの需要が後押しされています。

 また、当社は昨年11月に、新製品Secure UPSを発表致しました。広域な稼働温度や長寿命バッテリーの搭載など、耐環境性の高い製品で、FA市場や社会・交通インフラ等への接続をターゲットとしています。

 当社におきましては、UPSのリーディングカンパニーとして、このような市場のニーズやお客さまのご期待に沿う製品の開発および安定供給に努めてまいりますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い致します。