マスクを装着してスイッチを押すだけでフェイスケアができるヤーマンのウェアラブル美顔器「メディリフト」の人気が止まらない。4月18日には「ビックカメラなんば店」にメディリフトに特化したオンリーショップをオープン。販売拡大に乗り出した。4月26日には、なんば店、有楽町店に次ぐコラボ店舗となる「ビックロ ビックカメラ新宿東口店(以下、ビックロ)」でお披露目会が開催された。

「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」にオープンしたメディリフト直営店。
お披露目会ではヤーマン・ビックカメラの両社長が登壇した

 「メディリフト」は、メディカルシリコン製マスクにEMS電極を配置する顔の下半分専用の美顔器。「大小頬骨筋を鍛える」「咬筋を休ませる」という二つの異なるアプローチを同時に行うことで、顔にすっきりとした印象を与えるフェイスケアができる。これまでオンラインストアを中心に販売していたが、予想以上に反響が大きく、しばらくは品薄状態が続いていたという。
 
品薄状態が続いていたウェアラブル美顔器「メディリフト」

 お披露目会に参加したヤーマンの山﨑貴三代社長は「新しいタイプの製品なのでどれだけ売れるのか予想できなかったが、発売後は社員の購入を禁じるほど、品不足が続いた」と好調ぶりをアピール。単独製品のオンリーショップという形式をとった理由については「半信半疑で使ってみるという人が多いのが、美顔器というジャンル。『メディアリフト』はそういったお客様に実際に効果を実感・納得していただいたうえで購入していただきたい」と語った。
 
ヤーマンの山﨑貴三代社長

 売り場を提供するビックカメラは美容家電の販売強化に注力しており、最も伸びているカテゴリーでもある。ビックカメラの宮嶋宏幸社長は「『メディアリフト』は画期的な商品だが、まだ多くのお客様に知っていただけていない。認知を高め、魅力を伝えていくのは販売店の使命だ」とコメント。美容家電はさまざまなタイプがあり、消費者の理解が深まっていないという側面もある。今回の体験を軸とした売り場で、実店舗ならではのブランド価値の向上も目指す。
 
ビックカメラの宮嶋宏幸社長

 直営店の場所は新宿通りに面した1階入り口。これまで人気商品やトレンドのカテゴリーを設置していたビックロにとって“一等地”といえる売り場だ。ショーウインドウには売れ筋商品を置いていたが、これも取り払い、外から売り場の様子がよく見えるようにするなどの工夫をしており、特定メーカーの商品をここまで徹底的に訴求するのは異例だ。
 
ビックロの一等地、新宿通りに面した1階入口に出店
 
ショーウインドウからは直営店の様子が見える

 直営店では「メディアリフト」の各ラインアップをじっくりと品定めできるだけでなく、体験ブースで実際に商品を装着することも可能。2ブースを構え、専門スタッフのレクチャーのもとで1人当たり15分ほどのお試しができる。隣接するエリアにはヤーマンの他の美容家電を陳列し、こちらも体験できるコーナーを用意した。
 
「メディアリフト」の体験コーナー
 
隣接するエリアにはヤーマンの他の美容家電を陳列

 ヤーマンではすでに「メディアリフト」のフルラインアップ展開に向けて開発を進行中。直営店もリフトアップ測定器を設置するなどして、アップデートしていく予定だという。現在、日本市場に限定して販売しているが、訪日外国人経由で海外にも反響は広がりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)