日本電機工業会(JEMA)が1月28日に発表した白物家電の2018年暦年の国内出荷実績によると、ルームエアコンが965万台(前年比8.1%増)となり、1972年に統計を取りはじめて以来、3年連続で過去最高の記録を更新した。

夏の猛暑で売れたエアコン。
12月も62万台(前年同月比10.9%増)が出荷された

 暦年の金額ベースも7909億5600万円(同9.4%増)と高まり、エアコン1台当たりの平均単価は8万1962円となった。

 昨年は関東や甲信地区で観測史上初となる6月に梅雨明けが宣言され、エアコン需要の高まりが通常よりも前倒しになった。また、本格的な夏に入ってからも全国的に気温の高い日が続いたことから、エアコン出荷台数は2~12月まで、11カ月連続で前年を上回った。

 1月~11月の累計販売台数は900万台を突破し903万台を記録しており、さらに12月は62万7000台(前年同月比10.9%増)が上積みされた形だ。暖冬もあってか、年末商戦におけるエアコンの引き合いが強かったことが分かる。

 主要製品別にみると冷蔵庫は393万台(1.6%増)、洗濯機は464万台(0.8%増)、IHクッキングヒーターは77万台(1.7%増)でいずれも3年連続でプラスだったのに対し、掃除機は495万台(0.9%減)で5年連続のマイナス、電子レンジは343万台(0.8%減)で3年ぶりのマイナス、ジャー炊飯器は545万台(2.0%減)で3年連続のマイナスとなった。なお、白物家電全体(金額ベース)では、2兆4453億円(4.1%増)で3年連続のプラスとなった。