日本電機工業会(JEMA)は10月23日、2018年度上期(4~9月)の白物家電の国内出荷実績を発表。エアコンは614万2000台(前年同期比7.3%増)となり、データで確認できる1972年上期以降で過去最高の出荷台数となった。今年の夏に全国的に気温の高い日が続いたためだ。


 ダイキン工業で常務執行役員の舩田聡空調営業本部長は「今年の夏は記録的な猛暑で、年間でも昨年の需要を上回る900万台以上になると想定している。エアコンが例年以上に注目を集めた夏だった」と語るなど、業界では年間でも過去最高を記録するとの見方が強い。

 白物家電全体の18年度上期の出荷金額は1兆3084億円(同2.8%増)となり、エアコンなどの主力製品が好調に推移した結果、過去10年で最も高い出荷金額となった。

 製品別の上期出荷台数をみると、冷蔵庫は少人数世帯向けの中・小容量帯機種がやや増加したが、大容量帯は前年並みだったので、218万1000台(0.4%減)と前年を下回った。

 洗濯機は8.0kg以上の大容量タイプが、まとめ洗いや大物洗いのニーズから、217万8000台(0.3%増)と堅調だった。

 掃除機は、気づいたときに掃除ができる利便性からスティック型が好調だったが223万4000台(2.9%減)と前年を下回った。

 電子レンジは、オーブンレンジの高機能タイプは減少した一方で、シンプルな単機能レンジが二ケタの伸長となり、141万4000台(1.4%増)となった。

 ジャー炊飯器は、242万3000台(1.3%減)と前年同期を下回ったものの、IH式が全体の約7割強を占めるまでになった。

 IHクッキングヒーターは調理補助機能の向上などで35万9000台(0.1%減)の前年同期並みだった。