日本電機工業会(JEMA)は8月22日、民生用電気機器の2018年7月の国内出荷実績を発表した。集計した全カテゴリーの出荷金額は前年同月比107.2%の2811億円で、3か月連続で前年を上回った。なかでもエアコンは台数が176万台、金額は1380億円を記録し、統計開始以来、過去最高となった。

民生用電気機器は3か月連続のプラス。7月はエアコンが過去最高の出荷金額を記録した
(グラフはJEMA資料から抜粋)

 需要増をもたらしたのは、例年より早い梅雨明けの後に訪れた連日の猛暑だ。東京都内では7月23日、気象庁の観測史上初の40℃超えとなったのは記憶に新しい。消防庁によると7月の全国の熱中症による搬送者は5万4220人で、昨年と比較して倍増。死亡者は133人で、08年の調査開始以降、最多だった。
 
全国で熱中症による救急搬送が激増(グラフは消防庁資料から抜粋)

 なお、エアコン以外の主要カテゴリーも好調で、冷蔵庫は前年同月比で110.9%、冷蔵庫は103.7%、洗濯機は108.1%、掃除機は103.2%、電子レンジは103.2%だった。冷蔵庫は全体の半数を占める401L以上の大型タイプが前年を下回ったが、中型・小型タイプが伸長。逆に洗濯機は、8.0kg以上の大型タイプが堅調に推移した。