ダイキン工業は10月4日、業界初の湿度まで制御する「AI快適自動」運転と独自の湿度コントロール技術「新・ハイブリッド除湿」を搭載したルームエアコン「うるさら7 Rシリーズ」11機種を発表した。11月1日から発売する。代表機種のAN40WRP-Wの価格はオープンで、税込の実勢価格は30万円前後の見込み。

ダイキンの2019年度ルームエアコン「うるさら7 Rシリーズ」

従来より約2倍の除湿量を実現

 AI快適自動は、室内の温度や湿度、部屋の壁からの輻射熱、リモコンの操作履歴をAIが解析し、快適な温熱環境を学習していく。そして、従来からある「無給水加湿」「サーキュレーション気流」「垂直気流」に、新たに室温に応じて除湿方式を自動選定する「新・ハイブリッド除湿」を組み合わせ、AIが学習する。除湿運転が効きづらかった肌寒い時期でも、従来の約2倍の除湿量を実現した。

 新・ハイブリッド除湿では、AIによるセンシング技術を高めるだけではなく、温熱環境をコントロールする技術を進化させた。新たに超低流量の除湿弁を採用。従来からの技術で培ってきた、低速域でも効率の高い運転が可能な「スイング圧縮機」のポテンシャルを最大限に引き出し、運転が安定した後の低負荷時でも除湿できる冷媒コントロールを可能にした。結果的に、消費電力は抑えつつ、低負荷時でも従来の約2倍の除湿量を実現した。

 一般的な冷房運転では温度優先で運転するため、目標温度に達成すると吹き出し温度を抑えるなど能力を抑えて運転していた。その結果、除湿能力が不足し、湿度の高い空気が不快に感じる原因になっていた。

 新・ハイブリッド除湿の湿度コントロール技術では、近年増えている高気密・高断熱住宅や、ライフスタイルの多様化でエアコンを運転する期間や稼働する時間の変化など、さまざまな生活シーンでも柔軟に対応できるという。

 また、新たにスマートフォンによる遠隔操作や機器同士の連動を可能にする内蔵型の無線LAN接続アダプターを標準で搭載した。

 税込の実勢価格はAN90WRP-Wが43万円前後、AN80WRP-Wが40万円前後、AN71WRP-Wが38万円前後、AN63WRP-Wが35万円前後、AN56WRP-Wが33万円前後、AN40WRS-Wが30万円前後、AN36WRS-Wが29万円前後、AN28WRS-Wが28万円前後、AN25WRS-Wが26万円前後、AN22WRS-Wが24万円前後の見込み。