電子情報技術産業協会(JEITA)は10月25日、2018年度上半期のPC国内出荷実績を発表した。

 9月は7カ月ぶりに前年実績を下回ったものの、4月からの累計では出荷台数が前年同期比3.8%増の333万1000台、金額が同6.9%増の3151億円となった。一方、全国の主要家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、ノートPCの販売金額が伸びており、PC市場の安定成長に貢献しているとみられる。
 

 「BCNランキング」のデータをみると、ノートPCは4月に販売台数・金額ともに落ち込んでいたが、6月に巻き返し、9月には販売金額が前年同期比13.6%増になった。上半期全体では、台数が同0.6%減、金額が同1.4%増だった。
 

 デスクトップPCは伸び悩んでいる。6月に金額・台数ともに前年を上回ったが、上半期全体では台数が5.0%減、金額が4.0%減となった。

 出荷台数、販売台数はともに9月に落ちており、一部報道ではCPUの供給不足が要因としてあげられている。CPUメーカーのインテルは今月初めに新製品を発表しているが、既存の製品の安定した供給にも期待されている。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。