気象庁が6月29日に関東甲信地方の梅雨明けを発表した。平年より22日早く、観測史上で6月に関東甲信地方で梅雨明けするのは初めてのことだという。じめじめしたシーズンが過ぎたことは喜ばしいが、次にやってくる夏に向けた準備は間に合っているだろうか。とくに気になるのが、身体のぜい肉。露出の多くなる季節を乗り切るための人気のお手軽ダイエットアイテムを「走るのはイヤ!、苦しいのもイヤ!」な記者の経験をもとにピックアップした。

梅雨が明け夏は目前! ダイエットを手軽に始められるアイテムを紹介

使用シーンが幅広い、でもちょっとだけ人を選ぶEMS機器

 今回は「お手軽に」ということで、「家でできる」「続けやすい」「コストが安い」の三つを条件にした。また、夏本番に間に合うように、できるだけ短期間で効果がでるものをセレクトした。

 まず、取り上げたいのが、ここ数年で一気に火がついた「EMS機器」だ。有名なところでいえば、現在開催されているワールドカップ ロシア大会でも活躍しているクリスティアーノ・ロナウドがテレビCMに出演するMTGの「SIXPAD」。ブームに乗って、このほかにもユーザーの属性に合わせた製品が多数登場している。
 
EMS機器の火付け役になったMTGの「SIXPAD」。クリロナのテレビCMでもおなじみ

 EMS機器は一般的な家庭用モデルであれば、ほとんどの場合で「家でできる」という条件を満たす。激しく動き回るときはジェルパッドがズレるのでおすすめできないが、座ってできる家事や仕事をしながらなら問題ないだろう。環境にもよるが、通勤中や勤務中でも使用できる。
 
記者は家で家事をするときにもよく装着している(写真は日立マクセルの「もてケア」)

 “ながら”でOKのスタイルは「続けやすい」にもつながる。もしかすると、装着感は人を選ぶかもしれない。EMS機器はジェルパッドによって身体に貼り付けるのだが、このとき、ひやっとした感触がある。記者は気にならないが、苦手に感じる人もいると聞く。

 また、装着した経験がある人なら分かると思うが、電気刺激はなかなかハードだ。高レベルの刺激は初心者には耐えられないかもしれない。記者も初めて使用したときは中くらいのレベルが限界だった。ただ意外と慣れるもので、2週間ほどで高レベルも使えるようになった。低刺激が売りのモデルもあるので、どうしても苦手という人は試してみてほしい。
 
低刺激が売りのエレコムの「エクリア リーン」

 EMS機器の値段はピンキリで、1万円を切るものから10万円を超えるものまである。記者個人の経験では、1万円前後でも大手メーカーのものであればしっかり効果があるように感じた。共通してかかるのが、ジェルパッドの費用だ。消耗品なので定期的に交換する必要があり、交換の期間や価格はまちまち。購入するときは、このあたりのコストも計算しておきたい。

手軽さは抜群、場所を確保できるならおすすめの振動マシン

 次に家電量販店などの売り場で見かけることが増えた「振動マシン」を取り上げたい。ブルブルと震える機器の上に立っているだけ、というスタイルのダイエット機器で手軽さという点では群を抜いている。
 
家電量販店でもよく目にするようになった「振動マシン」(写真は東京のヨドバシAkiba)

 家中を想定したダイエット機器なので、「家でできる」は満たす。設置型のものの中では小さいほうだが、それでもある程度のスペースは必要だ。最近はよりスリムなものも登場しているので、なるべく省スペースで、という人はサイズを測って検討してほしい。振動や駆動音も、機種によって差がある。集合住宅に住んでいるなら、そのあたりも考慮して選択したい。
 
小型・軽量の「ドクターエア 3Dスーパーブレードスマート」

 続けやすさは文句なく高得点だ。立っているだけでよいので、スマホをいじったりテレビを見たりしながらでも、問題ない。痛みはとくにないが、身体全体に震えが伝わるので、振動レベルが高いと、慣れないうちはむずがゆさを感じるかもしれない。よい意味でトレーニング中の実感以上に筋肉に刺激がある。記者は調子に乗ってやりすぎて、翌日に筋肉痛になった。
 
記者もテレビをみながらスマホをいじりながら乗っている

 コストはEMS機器同様にピンキリだ。値幅はさらに広く、1万円を切るものから100万円以上するものまである。ただ振動するだけの効果が不明なものもあるので、できるなら実際に自分で体験して納得いくモデルを選ぶ方が無難だ。本体の価格はEMS機器より高いものが多いが、メンテナンスはほとんど必要ない。長く使用するほど、コストパフォーマンスは高い。

 EMS機器と振動マシンは兼用することも可能だ。もし短期で効果を最大化したいなら、一緒に使用するのも手かもしれない。ただし無理は厳禁。筋肉痛はもちろん、やりすぎは身体に負担をかけるので、注意してほしい。(BCN・大蔵 大輔)