1973年に群馬県前橋市で産声を上げた「第一の創業期」、全国に店舗を拡大して業界最大手の地位に登り詰めた「第二の創業期」を経て、現在を「第三の創業期」に位置づけるヤマダ電機。店舗戦略の見直しや新規事業の開拓など、収益構造の転換の真っ只中にあるが、主軸である家電販売事業に活路はあるのか。2016年4月に代表取締役社長 兼 代表執行役員COOに就任したキーパーソン、桑野光正氏は「既存ビジネスは前年比100%確保が大命題」と厳しさを認めつつも、さらなる成長に向けて、人材の効率的運用と労働環境の改善という課題に果敢に挑む覚悟だ。

取材/細田 立圭志、文/大蔵 大輔、写真/大星 直輝