ヘアアイロンの飛行機持ち込み基準を解説 製品タイプごとに詳しく紹介
日頃から髪型を整えるのにヘアアイロンを使っているという人は、旅行先や出張先にもヘアアイロンを持参したいところでしょう。移動が車や電車であれば問題ないかもしれませんが、飛行機に乗る場合はヘアアイロンの扱いに気を付けなくてはいけません。
この記事では、飛行機にヘアアイロンを持ち込めるのか、預け入れなら可能なのか、ヘアアイロンを飛行機へ持ち込む際のルールについて解説します。ヘアアイロンの機種によってルールが異なるため、空港まで持って行ったものの「持ち込めない!」なんてことにならないように、ルールをしっかり把握しておきましょう。
ヘアアイロンは、電源の種類によって機内への持ち込みができるかどうかが決まっています。まずは、コンセント式のヘアアイロンの場合について解説しましょう。
電源コードがついたコンセント式は、危険物には該当しないため、個数制限なしで機内への持ち込みも、預け入れもできます。ただし、渡航先の海外で使用する場合は、電圧やコンセントの種類が日本のものと異なるため、注意が必要です。
事前に渡航先の情報を確認して、海外対応タイプもしくは変圧器・プラグアダプターを併用するようにしましょう。
どこでもスタイリングができて、便利なコードレス式ヘアアイロン。コードレス式には、バッテリー式と電池式、ガス式の3タイプがあります。それぞれのルールについても見ていきましょう。
バッテリー式のヘアアイロンは、航空会社の機内持ち込みルールで最も注意が必要なタイプです。
特に「リチウムイオン電池」を内蔵したモデルは発火リスクがあるため、基本的に機内持ち込みのみ可能で、預け荷物(受託手荷物)には入れられません。また、多くの航空会社では「バッテリーを本体から取り外せること」を条件としている点にも要注意です。本体とバッテリーが一体になっている製品の場合、機内への持ち込みが認められず没収されるリスクがあります。加えて、内蔵されているバッテリーの容量が160Whを超える場合は原則として持ち込みができません。
なお、国際線では規定がより厳しいこともあるので、事前に航空会社のウェブサイトで最新のルールを確認しておくと安心です。
リチウム電池以外の電池式のヘアアイロンの場合は、電池を取り外した状態であれば、機内持ち込み・預け入れともにできます。
取り外せないタイプの場合、機内持ち込み・預け入れともにできないケースが多いので注意しましょう。電池を取り外さないといけない理由は、電池が入ったままだとフライト中の衝撃などによって偶発的に作動し、火災などの事故が発生する可能性があるためです。
ただし、国・地域・航空会社によっては、独自のルールや制限を設けている場合があるため、事前に確認するようにしましょう。
ガス式のヘアアイロンは、飛行機では「可燃性ガスを使用する機器」として扱われます。この場合、熱源部に安全カバーを取り付けてあるものに限り、1本まで機内持ち込み、預け入れともに可能です。
安全カバーがない場合は持ち込み・預け入れともにできないので注意しましょう。
なお、詰め替え用のガスカートリッジについては、機内持ち込み・預け入れともにできません。
ヘアアイロンを飛行機に持ち込めるかどうかは、「タイプ(ガス式・バッテリー式・電池式)」と「電源の種類・容量」など確認することで判断できます。
以下の表に、各タイプごとの可否をまとめましたので、参考にしてください。
せっかくの旅行の際にヘアアイロンを没収されることがないよう、事前に持ち込みできるかどうかを確認しておきましょう。
「ヘアアイロンの仕様がわからない」という場合は、まず製品本体のラベルやパッケージを確認しましょう。
製品本体には「ガス式」「乾電池式」「充電式(バッテリー式)」などの区分が記載されていることが多く、ガス式であれば安全キャップの有無、バッテリー式であれば電池の種類や容量が判断できます。
特にバッテリー式の場合は、持ち込み可否の基準となるWh(ワット時定格量)をチェックすることが重要です。Whが表示されていない場合でも、電圧(V)と電力量(mAhまたはAh)から「Wh=V×Ah」の計算式で算出できます。
なお、取扱説明書やメーカー公式サイトにも同じ情報が掲載されているため、本体に記載が見つからないときは参照してみましょう。
どのタイプも、製品の「電源方式」と「容量」さえ分かれば持ち込み可否を判断できるため、事前にチェックしておくことが大切です。
ヘアアイロンの飛行機への持ち込み可否は、「コンセント式」「バッテリー式」「電池式」「ガス式」といった電源タイプによって大きく異なるため、まず自分のヘアアイロンがどの種類に該当するかを把握することが欠かせません。
なかでも注意すべきなのはリチウムイオン電池を使用するバッテリー式で、160Wh以下かつバッテリーの取り外しが可能な場合のみ機内持ち込み可というケースが一般的です。
また、ガス式は安全キャップ付きのものに限り1本まで持ち込み可能ですが、詰め替え用カートリッジは一切持ち込めません。乾電池式は比較的ルールが緩いものの、電池を取り外した状態であることが前提となります。
旅行当日に没収されてしまうのを防ぐには、製品本体のラベル、取扱説明書、メーカーサイトで仕様を確認し、必要であればバッテリー容量(Wh)も計算したうえで、航空会社の最新ルールをチェックしておくことが重要です。
事前準備をしっかり整えて、安心して旅行先でもスタイリングを楽しみましょう。

この記事では、飛行機にヘアアイロンを持ち込めるのか、預け入れなら可能なのか、ヘアアイロンを飛行機へ持ち込む際のルールについて解説します。ヘアアイロンの機種によってルールが異なるため、空港まで持って行ったものの「持ち込めない!」なんてことにならないように、ルールをしっかり把握しておきましょう。
コンセント式

ヘアアイロンは、電源の種類によって機内への持ち込みができるかどうかが決まっています。まずは、コンセント式のヘアアイロンの場合について解説しましょう。
電源コードがついたコンセント式は、危険物には該当しないため、個数制限なしで機内への持ち込みも、預け入れもできます。ただし、渡航先の海外で使用する場合は、電圧やコンセントの種類が日本のものと異なるため、注意が必要です。
事前に渡航先の情報を確認して、海外対応タイプもしくは変圧器・プラグアダプターを併用するようにしましょう。
コードレス式

どこでもスタイリングができて、便利なコードレス式ヘアアイロン。コードレス式には、バッテリー式と電池式、ガス式の3タイプがあります。それぞれのルールについても見ていきましょう。
バッテリー式(リチウム電池式)
バッテリー式のヘアアイロンは、航空会社の機内持ち込みルールで最も注意が必要なタイプです。
特に「リチウムイオン電池」を内蔵したモデルは発火リスクがあるため、基本的に機内持ち込みのみ可能で、預け荷物(受託手荷物)には入れられません。また、多くの航空会社では「バッテリーを本体から取り外せること」を条件としている点にも要注意です。本体とバッテリーが一体になっている製品の場合、機内への持ち込みが認められず没収されるリスクがあります。加えて、内蔵されているバッテリーの容量が160Whを超える場合は原則として持ち込みができません。
なお、国際線では規定がより厳しいこともあるので、事前に航空会社のウェブサイトで最新のルールを確認しておくと安心です。
電池式(リチウム電池以外)
リチウム電池以外の電池式のヘアアイロンの場合は、電池を取り外した状態であれば、機内持ち込み・預け入れともにできます。
取り外せないタイプの場合、機内持ち込み・預け入れともにできないケースが多いので注意しましょう。電池を取り外さないといけない理由は、電池が入ったままだとフライト中の衝撃などによって偶発的に作動し、火災などの事故が発生する可能性があるためです。
ただし、国・地域・航空会社によっては、独自のルールや制限を設けている場合があるため、事前に確認するようにしましょう。
ガス式
ガス式のヘアアイロンは、飛行機では「可燃性ガスを使用する機器」として扱われます。この場合、熱源部に安全カバーを取り付けてあるものに限り、1本まで機内持ち込み、預け入れともに可能です。
安全カバーがない場合は持ち込み・預け入れともにできないので注意しましょう。
なお、詰め替え用のガスカートリッジについては、機内持ち込み・預け入れともにできません。
持ち込みできるかの判断方法
ヘアアイロンを飛行機に持ち込めるかどうかは、「タイプ(ガス式・バッテリー式・電池式)」と「電源の種類・容量」など確認することで判断できます。
以下の表に、各タイプごとの可否をまとめましたので、参考にしてください。

せっかくの旅行の際にヘアアイロンを没収されることがないよう、事前に持ち込みできるかどうかを確認しておきましょう。
ヘアアイロンの仕様やタイプの確認方法
「ヘアアイロンの仕様がわからない」という場合は、まず製品本体のラベルやパッケージを確認しましょう。
製品本体には「ガス式」「乾電池式」「充電式(バッテリー式)」などの区分が記載されていることが多く、ガス式であれば安全キャップの有無、バッテリー式であれば電池の種類や容量が判断できます。
特にバッテリー式の場合は、持ち込み可否の基準となるWh(ワット時定格量)をチェックすることが重要です。Whが表示されていない場合でも、電圧(V)と電力量(mAhまたはAh)から「Wh=V×Ah」の計算式で算出できます。
なお、取扱説明書やメーカー公式サイトにも同じ情報が掲載されているため、本体に記載が見つからないときは参照してみましょう。
どのタイプも、製品の「電源方式」と「容量」さえ分かれば持ち込み可否を判断できるため、事前にチェックしておくことが大切です。
まとめ

ヘアアイロンの飛行機への持ち込み可否は、「コンセント式」「バッテリー式」「電池式」「ガス式」といった電源タイプによって大きく異なるため、まず自分のヘアアイロンがどの種類に該当するかを把握することが欠かせません。
なかでも注意すべきなのはリチウムイオン電池を使用するバッテリー式で、160Wh以下かつバッテリーの取り外しが可能な場合のみ機内持ち込み可というケースが一般的です。
また、ガス式は安全キャップ付きのものに限り1本まで持ち込み可能ですが、詰め替え用カートリッジは一切持ち込めません。乾電池式は比較的ルールが緩いものの、電池を取り外した状態であることが前提となります。
旅行当日に没収されてしまうのを防ぐには、製品本体のラベル、取扱説明書、メーカーサイトで仕様を確認し、必要であればバッテリー容量(Wh)も計算したうえで、航空会社の最新ルールをチェックしておくことが重要です。
事前準備をしっかり整えて、安心して旅行先でもスタイリングを楽しみましょう。





