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スマートロッカーを活用した物流ハブサービス「BOPISTA」実証実験 コストコ商品やミールキット・イチゴなどが受け取れる!

販売戦略

2023/02/06 16:00

 西武ホールディングスは2月1日~3月31日の期間、SPACER、セントラルオペレーションと協業して、専用サイトで注文した商品を首都圏10か所19拠点の受け取りステーションにあるスマートロッカーで受け取れる物流ハブサービス「BOPISTA(ボピスタ)」の実証実験を、2021年、22年に引き続いて実施する。また、実験開始に先立ち、1月30日には西武新宿駅にて、商品を注文してから受け取るまでの一連の流れを紹介するデモンストレーションを実施した。

駅に設置されたスマートロッカーで注文した商品を受け取れる(デモンストレーション時の様子)

 「BOPISTA」は、「コストコ」をはじめとする約100品の商品を、即日受け取りできるサービス。商品の配送には西武鉄道を使用し、池袋・西武新宿・所沢・紀尾井町・丸の内など、注文者が指定した受け取りステーションのスマートロッカー(冷蔵または常温)に配送する。商品がスマートロッカーに到着すると、注文者のスマートフォンに通知が届き、「ロッカー受け取りアプリ」を使ってロッカーを開錠して商品を受け取ることができる。
注文された商品は鉄道を使って人がスマートロッカーまで届ける(デモンストレーション時の様子)

 昨今の物流業界における労働力不足やCO2排出量増加といった社会課題が顕在化する中で、スマートロッカーを物流のハブとした集約配送や西武鉄道を利用した駅間の商品輸送を行うことによって、環境負荷軽減に貢献するとともに、社会インフラの一翼を担い、ひいてはサステナブルな社会の実現を目指していく。
「BOPISTA」が目指す「四方よし」モデル

 BOPISTAの参加店はコストコ入間倉庫店、楽彩(ミールキット)、レ ミルフォイ ドゥ リベルテ(花束)、hale-hana plants+(ドライフラワー)、東京野菜ネット ーク(農産物)、横浜くりこ庵(たい焼き)、上の原農園。ただし、受け取り場所によって利用可能なショップは変わる。また、ショップによっては商品代とは別にサービス利用料が請求される。東京野菜ネットワーク、レ ミルフォイ ドゥ リベルテはサービス利用料無料。
参加する全7ブランドと首都圏10か所のスマートロッカー設置個所。
西武線沿線のほか、永田町駅・東京駅周辺でも利用できる

 取り扱い商品数は7ブランドあわせて約100。産地直送フルーツとなる、上の原農園の横瀬そだちのいちご「あまりん」は水曜日のみ。
 
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