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「ベッドタウンからリビングタウンに」 所沢駅西口に広域集客型商業施設2024年秋開業!

販売戦略

2022/10/28 11:02

 西武ホールディングスの連結子会社の西武鉄道と住友商事は10月28日、西武鉄道所沢車両工場跡地(埼玉県所沢市東住吉)を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」の「所沢駅西口開発計画」において、商業フロア4層の広域集客型商業施設を共同で開発すると発表した。開業予定は2024年秋。

「所沢駅西口開発計画」建物外観(イメージ)

 埼玉県西部の所沢エリアを東京都内に通う「ベッドタウン」から、「暮らす・働く・学ぶ・遊ぶ」の4要素が揃った「リビングタウン」へと進化させることを目標に、所沢駅東口開発計画において駅ビル・駅ナカ施設「グランエミオ所沢」が誕生し、続けて西口開発に着手する。西武リアルティソリューションズ、住友商事、住商アーバン開発の3社で運営する新施設は、西武所沢車両工場跡地を含む、計4つの地区から構成する所沢駅西口開発計画のC・D地区に立地し、敷地面積は約3万4000m2、店舗面積は4万3000m2、延床面積は12万9000m2。なお、同計画A地区の住友不動産の新築分譲マンションは竣工済みだ。

 西武線沿線を中心とした広域からの集客を目指し、子育てファミリーからアクティブシニアまで幅広い世代のニーズに応える、映画館、ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメントなどの多様な店舗を取り揃える。出店店舗数は約150。交通アクセスは西武新宿・池袋線「所沢」駅西口から徒歩4分。駐車場を含む地上7階建てで、駐車台数は約1700台、駐輪台数は約2000台。鉄道とアンダーバスで立体交差する所沢駅ふれあい通り線は開業後に開通予定。
 
「所沢駅西口開発計画」の位置図

 所沢駅から施設へは2階レベルを結ぶデッキで接続する。さらに施設外周部に設置する歩廊により、駅から訪れる人にだけではなく、周辺居住者の方の交通安全にも配慮した歩行者ネットワークを構築する。
 
各フロアイメージパース

 1階は隣接公園との一体性を感じられる構成で、居心地良くゆったり過ごせる食ゾーンやデイリーライフ マーケットなどを配置する。2階はパブリックビューイングやライブの映像配信といったエンターテインメントやファッション・ライフスタイルのフロア、3階は子育て世代やファミリーをターゲットとしたテナントが出店するフロア、4階は「非日常体験とお子さまの成長を感じられる空間」として、富士山の見える眺望の豊かな遊び・くつろぎの屋上広場、屋上広場と室内空間が一体となったレストランフロア、映画以外のコンテンツ上映も可能なフレキシブルに活用できる映画館の予定。
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