「西武つなぐプロジェクト」始動 「PLAY!高架下」など

経営戦略

2022/07/10 11:30

 西武鉄道と西武リアルティソリューションズは7月23日に、「PLAY!高架下」プロジェクトイベントを、西武鉄道池袋線の石神井公園駅―大泉学園駅の高架下「高架下の小さな広場」にて開催する。入場は無料。

「PLAY!高架下」のロゴ

 「PLAY!高架下」は、西武ホールディングスが7月5日に始動した、西武線沿線をより“住みやすく”、より“関わりたい”まちにしていくことを目的とした実証実験「西武つなぐプロジェクト」の一環として行われ、高架下を使って遊んでもらいつつ、さまざまな“PLAY”であふれる未来を目指す。

 今回、開催されるイベントは、西武鉄道池袋線の石神井公園駅と大泉学園駅間の普段は使用されていない高架下に「高架下の小さな広場」をつくり、地域の人々と“使ってみよう”“遊んでみよう”というテーマのもと、暫定で活用する。

 テーマは「アート×サステナブル」で、同エリアでは多くのアーティストが活躍していることから、“芸術文化”という側面から発信される街の魅力や、アートと“サステナブル”をかけ合わせたコンテンツを通じて、持続可能な社会を形成するための、生活の新たな気づきをより身近に体感してもらう。

 会場では、地域のデザイン&アートの展示販売や、手持ちの古着に地域のアーティストによるデザインをシルクスクリーンでプリントするアップサイクル、地域企業から集めた廃材を使用した遊びのリデザイン、インスタントハウスを使用したお絵かきワークショップなどを予定している。

 開催日時は7月23日10時~15時(雨天決行・荒天中止)。

 「西武つなぐプロジェクト」では、7月~12月の6カ月間をトライアル期間として、練馬エリア・所沢エリアを対象に、地域の人々が気軽にプロジェクトに関われる場や、“地域をよりよくしたい”という想いを持った人同士が交流し、次のステップを踏み出せる場を提供していく。

 練馬エリアでは、「PLAY!高架下」以外にも、「練馬つなぐ場 #1」が8月3日に、「親子でチャレンジ!食を学ぶ練馬産イチジクのスイーツ作り体験&ホテルのランチコース」を8月27日・28日に実施する。

 所沢エリアでは、「所沢つなぐ場 #1」が7月27日に行われる。