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「電脳コイル」が時を経てTwitter席巻! 磯光雄監督の新作「地球外少年少女」特報解禁で再注目

時事ネタ

2021/11/07 11:30

【いま注目のトレンドワード・63】 様々な話題が飛び交うTwitterでは、思わず「懐かしい」と声に出るようなワードを目にすることがある。10月27日にトレンド入りし、往年のファンを盛り上げた「電脳コイル」もそのひとつ。2007年に話題を呼んだアニメ作品がなぜ注目を集めたのか、その経緯をたどっていこう。

名作タイトルが時を経てトレンド入り
(画像はイメージ)

15年ぶりとなる新作

 「電脳コイル」といえば磯光雄氏が原作と脚本を手がけ、監督デビューも飾ったオリジナルテレビアニメーション。「電脳メガネ」と呼ばれるウェアラブルデバイスが流行中の“202X年の日常”を描いており、XR(VR・AR・MR)の社会普及を予見した作品として知られている。

 また2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞や第7回東京アニメアワードTVアニメ部門優秀賞、第29回日本SF大賞といった賞を獲得するなど評価も高い。

 そんな名作タイトルが突然トレンド入りしたきっかけは、10月27日に発表されたオリジナルアニメ「地球外少年少女」の特報。原作・脚本・監督を磯氏が担当し、2045年の宇宙を舞台にAIと冒険する子どもたちの姿を描いた作品だ。

 特報には薄いグローブ型のデバイスなどが登場しており、30秒の短い映像ながら磯氏ならではの世界観が炸裂。さらに15年ぶりとなる磯氏の新作ということもあり、ファンからは「『電脳コイル』に大ハマりした頃を思い出す」「磯監督の新作を15年待った甲斐のある映像!」などのように「電脳コイル」と絡めた反応が目立った。

 ちなみに特報解禁と併せて、2022年1月28日(前編)・2月11日(後編)の劇場公開と劇場公開版Blu-ray&DVDの同時リリースも発表。15年の時を経て、磯氏がどのような世界を描いているのか期待せずにはいられない。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている